今しかない家族の時(トキ)

2017年、今年も月と雨建築舎をどうぞ宜しくお願い致します。

「美しい」と観ることのできる心を養い、情報発信させて頂きながら、月と雨のリノベ「花ノイエ」を追究していきたいと思います。そして、その根底にあるのは事業スタート時から大切にしている「月と雨建築舎が沢山の人の役に立つ事業になりますように」という言葉を今年も実践し続けます。

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(今年の初詣で観た美しいたたずまいの写真より)

年末から実家のある尾道に帰省し、いつものように家族と過ごしました。

この度の帰省には甥が一人で帰省してきていたので、一人っ子のうちの娘の普段見ることができない「兄弟のように遊ぶ姿」を見ることができ新しい角度で家族の成長を見ることができました。

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しかし、今回の帰省でいつもと違うことがありました。親から「実家」と「お墓」のこれから先の考え方を聞かされ複雑な心境になったということです。

親の年齢、子供である自分の暮らしている環境などを考えるといつかは向き合わないといけない話題ではあるのですが・・・・。

これは月と雨建築舎で取り組んでいる事とも遠くないことであり、実際に自分の生まれ育った家が無くなる・・・・。そう思うと事業で考えるべき視点と使命がより明確になったようにも感じました。

と、同時に「当たり前」と思っている「親の住んでいる実家に帰省する」という行為が後何回できるのか。親に会う機会は・・・・。と、永遠に続くように思える暮らしが錯覚であり、終わりがいつかは必ず来るのだという事を少し考えました。

月と雨建築舎のリノベで掲げた「花ノイエ」はその無常でることの美しさを大切にする事を掲げているのですが、「花の美しさ」として現した「今しかない家族の時」を大切にしないといけないと自らがしみじみ思ってしまいました。

 

子供の頃とは違う今の両親ともっと話しがしたい・・・・。

そう考えると、「でも、いや、だって」と言い訳ばかりしている「今」の時期の娘との時(トキ)も大切にしないといけない・・・・。

そういえば、これまで見る事が出来なかった娘の「今しかない時」はどれほど多い事か・・・・。

 

そう考えると、貧しく寂しい時間を過ごしてしまった後悔のような惨めさも感じました。

終わりが来てしまうからこそ、

今は元気で何も心配のない親との残りの時間。

「ちょっと面倒だ」とも思ってしまうこともある、娘との残り回数の少ない長期休みはこれからのことを考えるとどれだけ貴重な時間であることか。

今までとは違う過ごし方をしないといけないと気付かされた帰省になりました。

 

今回の回想録は、2017年の挑戦の一つであることもあり、月と雨のリノベ「花ノイエ」の言葉で締めくくらせて頂きたいと思います。

 

「花」とは美そのものであり、「今しかない家族の時(トキ)」である。

「花」は散るからこそ、美しい。全てはそのタイミングと見る人の間にある。

無常だからこそ、一瞬一瞬が尊い。

 

 

今年も月と雨建築舎をどうぞ宜しくお願い致します。