(築約100年と築約40年木造)家の景色が変わる「抜き」。

解体は築年数の古い建物側へ移りました。

本日は旧押入れの天井のみの解体予定でしたが、明日の打ち合わせの時にクライアント様に新しいワクワクと新しいイメージを膨らませて頂けるように間仕切り壁1枚も抜きました。

土壁も「耐力壁」になるだけあってこの壁は先週までの壁とは質量が違います。

この旧本宅は解体しているだけでも当時携わった職人の心が伝わってきました。

「花ノイエ」の最初の工程、序の段は解体作業ではありません。リノベにおける新しい空間づくり、新しい価値観の再生でもあります。

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「抜くだけ」でこの家の景色が変わります。景色が変われば暮らし方も変わります。作り込まなくてもこの家に対する価値観が変わります。そう感じることができればもっと新しい創造が生まれます。

それを明日実感して頂きたいと思いました。

最後に今日はもう一つ現場で感じた情報を。

夕方になると今日はいつもと違う光りが入ってきました。

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この光を体験して頂くと悩まれていた新規サッシ位置も確定できると思いました。

今まで住み続けていたお家なら別ですが、今回のクライアント様のように中古物件として購入しリノベして引越される場合、一日の太陽の光の入り方、季節の移り変わりを家の中で体感することができません。だからこそ、この最初の工程の段階でこの様な体験や情報を少しでも多く取り入れリノベ計画に取り入れ反映することができれば暮らしの満足度もまた違ったものになると思っています。

明日も引き続き宜しくお願い致します。