DIYリノベ「花ノイエ」序破急3段工程の最後を締めくくる「急の段」クライアント様のDIYサポートの事前調査を本日行いました。
試す内容は
この古い土壁に水性自然塗料を重ねてアクがどれだけ出るか、そしてそのアクの対策はどうするか。ということを検討していきたいと思っています。
その過程の中で一番大切にしてることは
「綺麗に直す仕上げより今あるモノをそのまま記憶し、アートの様に新しい価値を見出すような美しい質感を求めたい」
という想いでサンプルに挑戦しています。
次回現地で確認してみてください。
この水性自然塗料は「消臭効果」もあり、古い壁に最適だと確信して採用しています。そして、本日試験をした手の感覚で安心しました。成分・素材という面で土壁とこの水性自然塗料は近いので相性が良いと確信しました。
ですが、時間をおいて明日しっかり確認が必要です。
さらに、お昼休みのご主人様と打ち合わせさせて頂いてもう一箇所
この板にもサンプル試験してみました。
この板へのサンプルは土壁とは違い、DIYで挑戦する塗り方、表面仕上げ方法を3種ほど。
①「BETA」
この水性自然塗料は粘りがあり一回塗りは刷毛痕が残ってしまいます。ベタ塗りの場合は2回塗り以上の手間が必要です。
②「ZIG」
③「KASURE」
写真ではなかなか表現できませんが、DIYはセンスというより、心に従い思いつきインスピレーションで表現してみることも大切だとサポートさせて頂く際に必ず皆様にお伝えさせて頂いています。
安心して頂きたいのは「失敗は無い」ということです。
時間が経てば必ずその仕上げは「馴染みます」
さらに考えるなら、DIYは何度も積み重ねたり、変化する過程に思いもよらぬ素晴らしいと思えるものにめぐり合うこともあります。
それは「アート」の感覚に近いと思っています。
月と雨のDIYサポートは「アート」です。そう思って頂けたら楽しめると思います。
DIYに挑戦する時は「楽しむ心」を忘れないこと。
それさえ忘れずに挑戦して頂けたら良い「作品」が必ずできると信じています。