(竣工1980年代)自分基準の「もっとこうしたい」を取り入れ作品が完成する。

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普段の現場は僕と職人が一つのリノベーチームとして、知識、技術、美意識を持ち寄り大切にクライアント様の家が作品となるように新しい価値を古い家に創造していく。

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職人は本当に凄い。

僕のリノベは古いものを残してアレンジしていく。それは職人に新しい問題を発生させる。普段使う技術の悩みとはまた違う悩みが発生する。

今回のこの部位は旧和室。昔ながらの真壁の痕跡の残る柱に取り替えた新しい鴨居を入れる。柱の動き、左右の角度。それ以上に柱にしゃくり加工があるから取り付け方法を変える。そこから生まれたこの鴨居の加工。これもこの家の新しい個性になり、高い大工技術の施された新しい価値のある部位になった。

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手を加えることのできる範囲で技術も施し性能も加える。

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さらにそこから

既存の素材の価値を活かして「美意識」も忘れず添えている。

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しかし、ここまではこのリノベチーム月と雨の作品。大前提にクライアント様との打ち合わせの上に成り立つ作品ではあるのだが、これにクラインアント様に命を吹き込んでもらわないと新しい命は芽吹かない。

クライアント様は毎日現場に来れないのが当然。

しかし、月と雨のリノベで重要なのはクライアント様もリノベチームに加わってこそ良いリノベができる。クライアント様もリノベチーム月と雨の一員。

僕と職人の心と美意識で創り上げた作品にいつも感謝して頂いている。

本当にありがたいこと。

でも、大切なのはこの「作品」を見てクライアント様の心で感じたことを大切に表現してもらい、さらに手を加えてこそ“クライアント様の作品”になることができる。

古いお家のリノベは創って終わりではない。

愛着を持って大切に永く使い込んでもらって育んでいくことを理想とする。

その為にもクライアント様の日常生活のモチベーションを一瞬で上げることのできる“心を奪う美しさ”を育んでいくことが大切。愛情を持って、愛着を持って永く使い込んで頂く。それが5年後、10年後の使い込まれた“美しさ”を育む。

僕と職人が心を込めて創った作品を心で感じたことを大切に、「もっとこうしたい」を加えていく。

クライアント様の心を大切にアレンジしていく。造り変えることなくアレンジしてさらに創り上げていく。

これが、誰にもどこにもできない幸せなリノベーション。