意識の高い職人なら、一つの建具枠を取り付けるにもリノベーションでは時間がかかる。どうしても妥協できないポイントを押さえている。
「古い家だから」と、レベル・タテリにそれなりの妥協ができない職人にしか月と雨のリノベーションの仕事は頼めない。
その代償に少し時間がかかっとしても、僕が求めているのは「職人技術における品質」。
そこに古い家を大切にリノベーションさせて頂く上で、リノベーションで新しい価値を育む、「心を奪う美しさを育む」ことができると思っている。
人の心を奪うものづくりは、自分と職人が心を込めて必死になって創ったものでないとダメだと思っている。
そして、「高い職人意識」を継承させる組織があってもいいと思っている。