(実例)既存木製格子ガラス建具を家具に再利用。

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解体当初からずっと保管していたモノがありました。

クライアント様と「何かに使えないか」と模索して、というより「放置」していたモノが。

それに新しい命を吹き込んだら、リノベーションした空間の完成以上にみんなからの予想以上のリアクションが出てビックリ。どうもこれが一番話題を持って行ってしまった感が否めません(笑)

そのモノがこれです。

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昔よくみていた、どこにでもあった「古い建具」です。

この2枚の引き違いのガラス戸を最終的に2つの家具の一部として再生させることを考え、月と雨のリノベチームの大工さんに造作して頂きました。

一つは水屋として。

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もう一つは店舗のデスプレイ用として。

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僕のイメージとして「やりました!どうですか!」という主張をするより、

このように使っていただいて

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地味に主張することなく、ふと商品を手に取って頂いた方の誰かが、「あれ?」と気に留めてくれたらいいかな。という程度でプランしたつもりでしたが、

クライアント様がとても気にいってくださり、

「背面として隠すのは勿体無い」とそのディスプレイセンスでさらにこの建具にエネルギーを宿すような配置を考えて下さいました。

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「背面」として処理したので普通のコースレッドがキラキラ目立ってお恥ずかしい。

このように評価して頂いて、使って頂くことはともて光栄なことなので後日キラキラのコースレッドをブラックに取り返させて頂きました。

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このような使い方をして頂いたからだと思います。

目にした方から

「懐かしい、昔を思い出す」

「子供の頃の家にありました」

そんな言葉を共通して聞かせて頂きました。

捨てればゴミの一部になる古いモノ。

特に貴重なモノではなく、むしろ昔どの家にもあった。そんな特定のヴィンテージになれない古い建具も、こうやってみんなに話題にしてもらえると喜んでいるのではないかと思います。

まあ、本来の用途として使われてないので不本意かもしれませんが・・・・。

こうやって、何気ない特に価値のない古いモノでも、大切に受け継ぎ、使い込まれ、引き継がれたらこれもヴィンテージになれると僕は思っています。