(竣工1960年代)浴室入口・既存を活かし美しくアルミ折れ戸を取付る作業。

お父様の介護の為に古い建具を取り外していた浴室入口。そこにアルミ折れ戸を取付る作業。

改修工事としては、特に珍しい作業ではないのですが、このお家のクライアント様はうちの現場を支えてくれるリノベーションチームの塗装職人。その職人がセンスのいいところを発揮していたので日誌に残しました。

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改修前の浴室入口の様子。

今回取り付けたアルミ折れ戸がこちら。

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普通のユニットバスの入口のドアと同じ物ですが、ここのお家に合うよう事前に既存の入口枠の寸法を測り、制作したものです。

既存の取り合いが悪い細部は調整して、はめ込み固定。

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そして、細部の隙間を漏水防止の為にコーキング施工。

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最後に建具の動きを確かめ、スムーズな動作が継続して維持できるように調整して「取付作業」は終了。

ここから、内側の取り合いを美しく見せるように「いい感じ」にする作業は、今回クライアント様から「お任せ」という言葉を頂いて託された僕の使命。

細部のアングル、既存柱、鴨居の「倒れ」からくる微妙な隙を「馴染ませる木工事」を行い任務完了。

後は、クライアント様である職人が自分の感性で塗装できるように、今回僕は口出しをせず、あえて意見も言わずに仕上げをバトンタッチ。

職人が仕上げ作業中も、僕は別の部屋で作業をして見ないようにしていました。

すると、「どうこれ?」と見せられた風合いがとても「いい感じ」で感動しちゃいました。

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この塗り分け、納め方は 「非常に美しい」 というのが素直な感想でした。

やっぱりこの職人の人間性というか、向上心には、いい刺激を貰います。