(築約50年)日常空間こそ美しく。

築約50年でも、改修に改修を重ねて来た住居はその手の加えられた歴史を読み解く為には多くの時間が必要でした。

この改修のきっかけは物干し場、そこから隣の浴室と脱衣場をこの際快適にするという流れになったとお話を伺いました。。

任せて頂く立場としては、暮らしのおへそになる空間をスッキリ、快適に。そして何より「日常空間こそ美しく」そんな美意識を持って毎日を挑戦させて頂きました。勿論、この際配管配線系統のライフラインも整理できるところは整理して「見えない部分も美しく」。

最初に今あるものの情報を整理して解体にのぞみました。

まず、解体途中にいきなり難関は訪れました。

在来浴槽の埋設部位である、床・壁から出てくる給水、排水、給湯のルートがイメージしながら辿って行ってもなかなか繋がりませんでした。

太陽熱温水あり、井戸水系統あり、増築歴があるので予期せぬ所にメイン管あり・・・・。

そんな複数の苦難をリノベチームに支えて貰いながら、このチームのお陰で二日目にはきっちり情報を掴めました。

井戸水はどの系統で使われているのかという細かな情報以上に、改修された順番、昔の姿、そのようなことまでイメージを掴めるようになりました。

ここから頼りにしている職人の美意識、心と姿勢。

限られた予算の中で、事前に最大限美しくライフラインを整理する必要最低限の解体範囲を割り出している分、ここから技術を生かし、見えないところも心を込めて手間ひまかけてチームワークも発揮してくれる。

工事途中で余った材料は無駄に捨てることなく、家を補修すること、クライアント様の暮らしが改善させることに役立ててくれる気づかいもあった。

そこから生まれた日常空間は

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既存の古い照明などのアイテムをそのまま多く活用したとしても

やはり「細部まで」美しいと感じる空間に仕上げることができました。

大きなリノベーション ではない。

目新しいモノに全て取り替える必要もない。

部分的な工事、必要最低限の解体から行う工事だとしても、

無駄なく美しい空間。

「日常空間こそ美しく」は実現できると思っています。