(竣工1990年代)モノと暮らすための整理空間

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暮らしをたのしむための整理術です。

収納は「しまう」行為ではなく、「取り出す」ための行為という言葉をクライアント様と一緒に具現化してみました。

「捨てない」収納です。時のつむがれたモノを大切にする暮らしは、気づけばモノに溢れる暮らしになります。モノとどう暮らすか、それが「時つむぎの暮らし」をたのしむために大切な整理術のテーマとなります。だからこそ、小さな押入れの内部空間ひとつでも僕にとっては一番と言ってもいいほど大切な「暮らしのリノベーション」なのです。

 

 

 

モノとどう暮らすかを考えた時、「使っていてたのしいこと」がこたえの一つになりました。

飾って眺めるのではなく、使っていてたのしいことが大切。

暮らしてたのしい住居とは、暮らしの行為ひとつひとつがたのしい住居ではないでしょうか。

几帳面に暮らし続けるのは少し息苦しくなるかもしれません。だから、散らかしても綺麗に見える「計算された無造作」空間が暮らしをリノベーションしてくれます。

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機能美が、時つむぎの美しさを引き出してくれます。

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今回は後の住居全体のリノベーションを見据えて、押入れ内部だけの部分リノベーションです。

今回も例のごとく、「今ある既存の素材を活用」して「クライアント様にもDIY」で作業を手伝って頂きながら、1箇所の押入れ内部だけではありますが、一緒につくりながらも考え続ける作業を繰り返し行い、少しずつ時間をかけて取り組ませて頂きました。

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奥様がお一人でこの状態まで解体されました。僕がお手伝いしたのはここからでした。

そんな、共に物語をつむいだ小さなリノベーションのお話を少し日誌につむがせてせて頂きます。

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使っている素材の安全性、現場の居心地はこの子が監督として体全体で表現してくれました。