(マンションリフォーム)チーム名残〜防露のバッファ策〜

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「住環境を改善させる機能を付け加える」

中古マンションを購入されて入居前にリフレッシュリフォームのご相談を頂きました。

このリフレッシュリフォームは間取りを変えることもなく、内装のみの計画でしたが、結露のことを少し心配されておられました。

断熱改修や内窓の計画はされないということで、ご提案させて頂き採用して頂いた内装計画が、いつも使っているドイツの粘土塗料「クレイペイント仕上げ」でした。

「調湿材」で結露を防ぐということは現実的には少し役不足になります。しかし、それでも瞬間的に結露する条件になった場合に吸湿してくれる安全策として施しておくことが肝心だと考えました。

既存室内の状態は

30年近く住み継がれていたという年数を感じさせないほどの綺麗な様子。

所々の傷みは補修して、

その補修の延長で、少しだけサービスで塗り壁のパターンをつくりアクセントにしながら

「今あるモノを生かしながら」

作業の工程もプラスになるようにクレイペイントをじっくり丁寧に仕上げさせて頂きました。

そして、色あせたものをその風合いを生かすように蘇らせながら、機能しなくなっている部材もまずは使えるように直すことを試みながら、簡単にお金をかけて新しくするのではなく、少しでも使えるものは再生して廃棄も少なく、コストを抑えるように。

傷んだモノを取り替えることなく、その風合いを生かすように手を加えさせて頂きました。

床は、

既存カーペットからマンション規約条件のフロアに変更。水廻りのクッションフロアはそのままの状態を磨きあげる計画でした。

大きな改修はしていませんが、住居内すべてをクレイペイント仕上げにすることで、断熱、換気計画は変わらずとも室内の湿度制御に加え

設備も一新することはなくても、室内環境にこのクレイペイントが「防臭と調湿」の機能を付加してくれます。実際に水がかかるとその吸水効果と放湿が目で見てわかります。

「防露のバッファとして」

マンションは戸建て住宅に比べ気密が高いメリットがある分、換気による室内の湿度対策が大切になります。自然換気計画が間取り上難しくても内装仕上げが、表面結露、内部結露の対策とまではいかないまでも、少しでも防露のバッファとして機能してくれたらと考えています。

見た目は変わらずとも、写真には映らない、室内環境の快適性、機能性を付加できるお手伝いになれたらと思い、携わらせて頂いたチーム全員のベストを尽くさせて頂きました。