(壁を誂える)古さの魅力を生かす

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受け継いだディテールはそのままに

お父様から受け継いだ古いお家。それを素敵に自分らしく手を加えておられるクライアント様。

「お父様から受け継いだお家のディテールは変えることなく」古いお家特有の問題点を改善していきたい。それが今回の部分リフォームのご要望でした。

問題は「ジメジメとカビ臭」

打ち合わせさせて頂く時、いつも素敵な香りが漂っているので僕は特に気にならなかたのですが、長く住まわれているクライアント様の悩みは「カビ臭さ」とその原因になっている「ジメジメ感」。どちらも古いお家の特有のお悩みです。

このような「古いお家のお悩み」にご提案させて頂いているのが「クレイペイント 」です。

クレイペイントは環境先進国ドイツで開発された自然粘土塗料。成分の98%以上が天然の植物と鉱物からできています。

特性は

脱臭力
ホコリを防ぐ
優れた吸放湿性でカビ・ダニを防ぐ
夏はサラサラ、冬はしっとりの空間
そして、一番大切な質感として「艶消し」ということ。

クレイペイント 自体の材料単価は少し高価ですが、じゅらく壁に下地処理して直に塗ることができますので施工単価を含めるとリフォームのトータルコストは抑えることができます。

先を見据えた“ゆたかさの本質”の提供

月と雨のビジョンは、

これから来る時代に向けて「先を見据えた“ゆたかさの本質”を提供すること。

ひとはどういう時に「日々の幸せ」を感じることができるのか。これが大切になってくると思います。

ひとは「こうなりたい」という明確な目標に向かってひた走る段階に幸せを感じることができると思います。それこそが「本質的ゆたかさ」だと思います。

生活の中にある問題の明確化(自分のストレスの明確化)をまずヒアリングさせて頂きます。

→解決策を一緒に考えます。

→共に手を動かします。(作業)

→次第に光がさしてくるような感覚を覚えます。

DIY=問題解決の為に、創意工夫することです。

まずは自分でやってみる。そこから「工夫」が生まれます。

→日常生活の本質的なゆたかさに気づきます。

これが月と雨らしさ「思い通りにならないことを、創意工夫で面白く」の理論です。

→スローダウンしてDIYすることで、もっとこうしたい!を引き出すことになります。

「ゆたかさ」を知っておられるクライアント様

今回のクライアント様はもうすでに自ら手を加えるということを日常的に実践されている方。自然とDIYという流れにもなり、お友達と塗装をたのしんで頂きました。

塗装職人のシノブくんによるDIYサポートとレクチャーからスタートし。

あとは皆さんに、焦ることなく、ノルマを決めず、面白がって頂くことを目的として。

大切なのは「スローダウン」すること

スローダウンして、面倒くさいことに挑戦することが本質的ゆたかさであり、それを経験することが幸せなんだと思います。

「スローダウンすること」が最も大切。

スローダウンすることができれば、それはセラピーになります。

共に悩みを共有して、共につくる

共につくる、僕と職人もスタートとなる「悩み」を共有して共につくること。

素材の機能をしっかり発揮させる為に、手で紡ぐ。

この意識を「無意識に」作業できることが大切になります。

お金で買えないモノが「一番かっこいい」

共に紡げば、全ての過程に心の入りかたにプラスαされるものがあります。

それはお金では買えません。

職人と僕たちの手で紡ぐものはお金で買えるものではありません。

心を込めて、目的に応じて手で紡ぐ「機能性」です。

見た目を良くすることまでは誰でも心得ています。むしろ、見た目を良くすることは最低限。そこにどれだけ無理なく手間をかけているかが大切。やらされるというより、積極的にやってくれているというところがもっと大切。

競って目新しい物を手に入れようとするより、今そこにある、誰の目にもとまらず残った物と向き合い、つくり込まず、その魅力を生かす事を考える方が面白い!

取り除けず、残ってしまった物を嘆くより、残った物をどう生かすか考えて面白がる。そんなことができる古い建物のリノベーションは最高に面白い!