今あるものを生かすには

計画は無理をせず、今あるものから考えます。

その条件の中で、できることを考える。

でも、妥協ではなく、その条件を個性として生かすことを考えます。

この個性をお金をかけずに(無理をせず)面白くするには・・・と。

面白さの基準はクライアント様

使われていなかったコンセントを生かして、照明とコンセントをつくる。

そのディテールはクライアント様のテンションをあげるディテールに仕上げていきます。

今まで無かった洗面台を作るにも、今ある条件の中から無理をせず、今あるものを上手く生かしていけば、コストも抑えられます。

ついでに、空気もリノベ

既存の塗装の剥がれた感じも素敵だったのですが、せっかくなら「臭い」と「湿り気」に対して有効な仕上げをプレゼント。

以前のリフォームでクライアント様がDIYで塗装されていた壁と天井。

塗装が剥がれかけていた表面も・・・塗装のシノブくんがベストを尽くしてくれて・・・・

下地の模様までくっきり浮かび上がるようになり、陰翳を再生することができました。

携わる職人が造ることを面白がる仕事を創る!

電気のオダッチも、水道のナベさんも、塗装のシノブくんもうちの現場に来るのが楽しみだと言ってくれます。

今回、

「しんちゃん、毎日がたのしい?」

と、作業中に質問され、心からその質問に対して即答できた自分が笑えました。

残りもの達に自分や職人チームの手を加えて紡いだディテール。

小さな工事でも沢山の物語が紡がれています。

今あるものの条件、クライアント様の生活の中で、思い通りにならなかったことを一つ一つ解決するように工夫していくことは、とても面白い。

工夫が必要となる生活は、とてもゆたかだと思います。