8K対応TV配線改修

旧い家のTV配線は旧式だけど地デジは見れます。ただし、4K・8K対応TVを購入してそのスペックでTVを見るためには・・・というお話。

1960年代の住居のTV配線は3Cという細い線(同軸ケーブル)が使用されているケースがほとんどです。

建築当時の状況から時代は流れ、BS放送・CS放送、今では4K・8K衛星放送まで開始され高周波数の電波が使用されるようになりました。

旧い住居ではこのように

BS・CSのアンテナを取付け、地上波とは別配線でお部屋を縦横無尽に配線されています。

残りものリノベはそのほとんどが「部分改修」ですが、改修後から居住者の方が永く住まわれることを想定されている場合は、できる限りこの配線をスッキリとさせ、今考えられる将来的な家電の進化に対応できるようにと普通に考えています。

2018年に放送開始された4K・8K衛星放送には既存の部材では対応できないものがあります。それが「アンテナ」「混合器」「ブースター」「分配器」「TV端子」です。

比較的築年数の新しい住居は5C同軸ケーブルでBS・CS・地デジの周波数に対応しているものが使われていると想定されるので、その場合は宅内配線までは変更する必要はありません。

あくまでも旧い年代の住居では考えておく必要があるということです。

このようなものを交換していたら宅内全ての配線を部材を新しくしておいた方が将来の為ですが、部分改修の場合、単純に考えると壊すところが増えリノベ費用が膨らんでしまいます。

リノベの費用を無駄にしない為にも、お金をかけずに知恵を絞ってアイデアを駆使してスッキリ綺麗に配線していく。

真新しく新築同然に綺麗にしていく普通のリフォームなら、配線の為に色々壊して見た目は綺麗に配線するのがセオリーなので細かいところでコストがかかってしまいますが、こういう点では「残りものリノベ」の感性で、このTV配線すら魅力にしていこうと考えますのでお金をかけずに面白く魅せる工夫を施します。

それもどこも同じ手法ではなく、現場をよく調べて、職人にも無理をさせず、旧い家にも負担をかけず、その場の状況で考えるので様々ですが、考えることも面白いものです。

さて、今回はクライアント様のご要望で全ての部屋にTV配線を施すのでどうなっていくか。

しかも今回の家は平家に増築2階建が合体しているのでルートも途中で切れている。

地デジ、BS・CSのフルセット。

しかも地デジアンテナとBS・CSアンテナの位置は離れている。

さてさて。

クライアント様と金額を共有しながらお金のかけ方を考え、アイデアを絞ってその流れを面白がってみたいと思います。