月と雨リノベの世界観– category –
旧い家を愛する人の為、誰の目にも止まらず残った「普通」の旧い家の劣化・傷・今あるものを生かし、お金をかけずに工夫して“雰囲気”を出すリノベを追求してきました。これを「残りものリノベ」と呼んでいます。
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ギフト
「あとは塗装の色をサンプルよりもう少し"濃く"して貰えたら」 そう最後に奥様からお願いされた言葉が着工までずっと引っかかっていました。 サンプルは建具、梁の色を見たときにこの色が馴染んで綺麗だと思った色を塗装してました。そこから濃くしたいと... -
ものづくり
少しバタバタと動く為に自分で試作した槌の柄は、師匠にとって「今まで持った柄でこんなバランスの悪い(使い辛い)柄を見たことがないくらい酷い」と言われました。 この金槌の頭は、それこそ捨てられて残されたもので、余りにも可哀想なので持ち帰った経緯... -
旧い玄関まわりのタイルを塗装する
70年代の住居に多い玄関前タイル。 旧い家の代表的な見た目からこちらも嫌われ者となる事が多いように思われます。 だからその特徴を「好き」に変えたいのだと、職人と議論して討論して、バトルして。。。「いいじゃんこれ」って職人の口から出るのがリノ... -
(スピンオフです) 月と雨が生まれるまで#第1夜
【17年目の結婚記念日で振り返る】 2021/09/05で嫁さんと結婚して17年目になりました。 僕が社会に出て4年目のことです。今思えば4年ですがその時はもうすでに何十年も経験したかのような社会人4年目の扱いされてました。履歴書にすれば営業職を3年経験し... -
月と雨流DIYの基本姿勢
DIYのメリット、それは「人に頼まず自分でやれること」。 そう、人にやってもらうわけではないから「人に頼むと申し訳ない気持ちになること」を気兼ねなくできる。 大切なことは3つ。 【DIYポイント1「細かな仕上げは気にしない」】 小さなこと、細かな仕... -
直して使う
おばあちゃんの家でもう一つのミッション。 おばあちゃんの力で開けにくくなっていた「旧い建具」を使えるようにする。 広島でリノベする際にまだ出会ったことのないガラス。僕にとってはこれもお宝。 原因はレールの劣化と戸車のサビ。 これなら簡単。レ... -
旧さを生かす屋根改修
おばあちゃんの家の農作業用スペースの屋根。 波板が劣化して雨漏りすることを気にしていたおばあちゃん。 将来的には「解体」する予定?もある屋根をたちまち雨が入らないように直す。というのが要望。 でもね。個人的にはそれも寂しいと感じるもので。 ... -
bricoleur(ブリコルール)
「buricolage(ブリコラージュ)」 ありあわせの道具や材料で物をつくること。 日曜大工。 器用仕事。 転じて、持ち合わせているもので現状を切り抜けること。 「buricoleur(ブリコルール)」 ありあわせの材料で器用に物を作ったり、作業したりする人。 ...