小さな物語を紡ぐ

4ヶ月後には旅立つお孫さんが帰ってくる場所をリノベーションしています。15年暮らした風景が変わり3ヶ月だけ暮らして「帰ってくる場所がここだ」と感じてもらえるにはどうしたら良いのだろう。工事中も模索しながら、その輪郭はまだ掴めていません。

なので、今日の工事での小さな物語をここに紡いでおこうと思います。

寂リノベ

最後に着色して雰囲気は大きく変わるのだけど、「美しく」貼られた桜の床は

寂リノベ

室内のバランスを考えて「美しく」見えるように

寂リノベ

職人さんが仮置きでまずは素材を吟味して施工されているんだよ。ということ。自然のものだから癖があるのが当然。だからそれをちゃんとその個性を確認して受け入れている。そして、それをどうしてやろうかなと同じ工程でも毎回創意工夫している。そんな感じかな。

職人さんのこういう手間は料理をする過程と同じ。毎回素材を生かしている。あと一つ。見えないところだけど角が出るところは触れても痛くないように一枚一枚「少しだけ角を落としている」施工しながら住む人に配慮している優しさが隠し味。

「帰ってくる場所」のこととはあまり関係ないけど。苦しい時に思い出してもらえる「帰る場所」をつくるには、こういう見えない過程の物語をここに残しておいてみようかなと。

小さな修繕からフルリノベーションまで

住まいの哀しみをおかしみに,
humorと施工保証の建築舎

月と雨建築舎
Concept: [故い]を付加価値に -住まいを負債から資産に-
Mission: 意に添うrenovation -哀しみの中のneedsをおかしみに-
・日本の美意識で故もの生かす「白のリノベ」 
・雨漏り漏水調査.屋根葺替え.外壁塗装.エコキュート取替工事等、建築家の感性と現場管理の経験と知恵を応用する「白のリフォーム(修繕)」

広島県内 住まいのことは月と雨建築舎へご相談ください。建築家の感性と学識に加え、家の構造・現場を熟知した設計工務店として設計監理・現場管理を行います。家全体の品質劣化・雨漏り・漏水などの瑕疵を防ぎます。

寂リノベ

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