(マンション)ご本人の“素敵”な部分を生かせるように

今あるモノを生かしきるには、プランありきの空間づくりでは実現できません。古いモノの個体差を大切に、素材を扱う中にこそ大切なプロセスがあります。勿論、そこからの建築段階には更に重要なプロセスがあります。実はリノベーションの現場は泥臭く埃っぽいものです。それでも、と言うよりだからこそ、重視するのは柔軟でオープンな建築プロセスだと思っています。 続きを読む

(マンション)モノと暮らすための整理空間

暮らしをたのしむための整理術です。

収納は「しまう」行為ではなく、「取り出す」ための行為という言葉をクライアント様と一緒に具現化してみました。

「捨てない」収納です。時のつむがれたモノを大切にする暮らしは、気づけばモノに溢れる暮らしになります。モノとどう暮らすか、それが「時つむぎの暮らし」をたのしむために大切な整理術のテーマとなります。だからこそ、小さな押入れの内部空間ひとつでも僕にとっては一番と言ってもいいほど大切な「暮らしのリノベーション」なのです。

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(実例2軒)和式トイレの質感を残して改修。

古い家を骨組みだけ残して解体する「スケルトン」はコストもかかり、新しい価値を付け加えるというより、新築同然に安易にゼロから作り込まれた真新しいリフォーム空間にしか思えず、個人的にはあまり積極的に取り組んでおりません。

古さを魅力的に内包させるにはどうすればいいか、古さを魅力的に美しく生かすにはどうすればいいか、性能を改善させ手を加え過ぎないところを、いつもその目の前にある魅力的な古い空間と向き合ってクライアント様と決めている。そんなリノベーションをしています。この2件の和式トイレは「床解体」しか行わず、古さを魅力的に内包させた美しさに生まれ変わるように手を加えたトイレの内装です。 続きを読む