(伝)DIY施工風景・竣工写真帖

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“As it is. (美しい翳りを)そのままで”

Things that did not stop in anyone’s eyes have interesting ideas for me.

暮らしの中で、リノベーションの創作過程で、生まれるもの」を大切に。

時季つむぎの暮らしへ、クライアント様と共に物語をつむぐリノベーション。そして、「古さ」が真新しいものより魅力的と共感して頂ける方の為に、つむいだ物語がここにあります。

限りある予算の中で自分の美意識を妥協することなく、遊び心を差し込みながら「簡素でありながら美しい」というバランスで「古さ」を残し抜き“美しい翳り”として再構築していきます。個性を生かすということは、欠点をなくすのではなくむしろ欠点を強調することになります。しかし、その欠点と思われたことは磨けば他には無い魅力になります。誰の目にもとまらず残ったものにこそ、とてつもなく自由にひろがる発想が潜んでいるものです。

“月と雨建築舎のリノベーションとは”

月と雨 建築舎では“リノベーション”を「今あるモノに新しい価値を創造する」と定義し、日本の家屋を「使い捨ての消耗品」にはさせない為に修繕、リノベーションをライフワークとして住居の価値を変えていく挑戦をしています。

“今あるモノを生かしきるには”

今あるモノを生かしきるには、プランありきの空間づくりでは実現できません。古いモノの個体差を大切に、素材を扱う中にこそ大切なプロセスがあります。勿論、そこからの建築段階には更に重要なプロセスがあります。実はリノベーションの現場は泥臭く埃っぽいものです。それでも、と言うよりだからこそ、重視するのは柔軟でオープンな建築プロセスだと思っています。そしてリノベーションの現場は刻一刻と変わります。その為、必ず月と雨 建築舎は建築プロセス全般に関わり、限られた予算の中で簡素でありながらも美しい、クライアント様好みの美しさに仕上げることに集中していきます。

リノベーションで一番重要な現場監理を重視しながら、その古い家の現場にある魅力を美しく残すことを考える建築士でありたい。「新品に取り替えなくても、材料に高いお金をかけなくても、完成を急がず、手間をかけ心を込めて創ることができれば、たとえそれが素人のDIYであっても人の心を奪える」と信じています。

“現場の状況が制約を生むなら、その制約をのめば良い”

リノベーションに取り組む上で、物事にこうでないといけないという固定概念を持たないように心がけています。何事にも変化は付きものですし、まして改修やリノベーションの現場となれば、何が起こってもおかしくありません。その事をわきまえて変化に適応していけばいいと考えています。状況が制約を生むなら、その制約をのめば良い。それができないと「今あるものに新しい価値を創造する」ことは不可能だと思います。ディテールに流動性を持たせ、工事と連動させる。これは現場経験のある者にしか身に付かない感覚だと思っています。ただし、そこで大切なものを見失わないようにしないといけないから大変なのです。

“暮らしの空間に美しい翳りを”

今あるモノを生かして、余分を抜いていく。空間にとって美は必要不可欠。まして日常の空間は美しくなければ価値がありません。暮らしの空間に美と説得力さえあれば、そこには自ずと表現力と物語性も備わる事を今まで携わってきた住居が教えてくれました。状況を受け入れ制約をのむ時に大切なこと、それは「クライアント様にとっての大切なモノやコトは何か」そして「日常空間の美しさ」それら2つは見失わないようにするということ。

今日も一日の最後は心穏やかに。せめて住居にはちょっとだけ繋がりの断絶を。空間の一部に平穏と沈黙、そして追憶を。その為の“美しい翳り”を見直してみるのはどうでしょうか。

*月と雨 施工風景帖

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→ 「DIY施工風景帖」

をご覧ください。

*月と雨 住居実例記録帖

(竣工・施工写真帖)

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→ 竣工写真帖」

をご覧ください。