Inspection「暦」

CONTENTS

  1. 旧い家の魅力
  2. インスペクションしてみると目には見えない家の遍歴が想像付きます
  3. 住まいはその人の価値観、生き方そのもの
  4. インスペクション業務

00

「暦(こよみ)を読みとく」

暦(こよみ)を読みとき、暮らしに生かす。

季節にあった暮らし方を教わることができます。

暦は季節のうつろいの目安になります。

ふるくから日本人の繊細な季節感を「暦」が支えてきました。節目を意識して折り目正しく生きる姿勢です。

そんな「暦」のような存在になるインスペクションを意識しています。

01

旧い家の魅力

旧いモノは、美しさに奥行きを持っている。

それは、ぼくたちの心に遠い思い出があり、懐かしい昨日があるから。

旧いモノは、埃がついても消えることのない輝きを持っている。

それは、目には見えない時がつむがれ、そのモノ固有の時が馴染んでいるから。

旧いモノは、手間ひまかけて小さく時をつむぎ、じっくり待つことの悦びを教えてくれる。

今の為につむがれた昨日があり、明日の為に今をつむいでいる。

それが「時季つむぎ」の暮らし。

“新しい家より旧い家が魅力的と思われている方の為にも”

ホームインスペクション(住宅診断)は瑕疵や欠陥を見抜くものとは少し異なります。その住居の状態を把握する為に調査することが基本となります。そのお家に愛着を持って大切に使い込む為に、お家の状態を把握することはとても大切です。

02

インスペクションしてみると目には見えない遍歴が想像つきます

インスペクションしてみると目には見えないものが浮かびあがってくる事があります。「なぜこの工法で建物が傾いているのだろう。見た目の不具合は無いのに。。。」でも、そこから考えて明らかになった結果から学ぶことがあります。

新築は何も無いところから創られているわけではなくて、建てる敷地があり環境がある時点で既にリノベと同じで「今あるもの」が存在しています。それを感じとりながらも、「これくらい大丈夫、この工法で沈むはずは無い。」そういう感覚で進めてしまうと。。。さらに、フリー設計なら尚更「なんでも出来る自由がある」と思い込むのは、知識が無いと命取りになりかねない。

それがインスペクションを通じて感じたことです。

“風土・歴史・時代背景を想像することで「今あるもの」と向き合える”

構造計算も自動計算ソフトでは判断できない領域があります。そこはヒトの経験と知識の領域だと思いました。その敷地、風土、歴史。それは「今あるもの」として向き合う、いわゆるリノベの感性と同じでないといけないと思います。

スポーツの得意な人ほど特有の身体の不調が出るように、個性あるフリープランの住宅ほど、時が少しでも経てばその個性がそれぞれの症状になって現れます。

その症状はネットで調べてしまうと不安にさせられるものばかり。ネットの情報はほどほどに「愛着のあるわが家」なら尚更その症状と慌てず向き合い、経過を観てお手入れしていきたいですよね。

愛着のあるわが家なら「こんな家いらない。」なんてならないですよね?

広島で中古住宅の購入前に「既存住宅診断(インスペックション)」
その住宅のコンディションを把握するという選択肢を。

中古住宅の流通が盛んなアメリカでは、「中古住宅購入前」に中立の第3者立場で行う「ホームインスペクション(住宅診断)」が一般化されています。日本でもやっと都市部で認知され一般化されてきました。広島で中古住宅購入前に住宅のコンディションを知る為にもご検討下さい。

日本家屋できになるのが耐震基準。耐震基準でいえば1981年が一つの基準となります。
旧い家はそのままでは「暑くて寒い」性能といわれます。しかし、それ以上の暮らしの豊かさはあります。

03

住居はその人の価値観、生き方そのもの

旧い家や、旧いものを愛し丁寧に時をつむぐ暮らしは自分らしく、豊かに暮らす為のヒントを示し、これからの住まい方の一つに選択になると信じています。
住まいはその人の価値観だけでなく、生き方そのものを示す鏡のような存在になります。

“旧い家を受け継ぎ、正しく護ること”

だからこそ、「家を護ること、とくに旧い家を護ること」を使命と考える存在が必要だと考えます。「家は生きている」住む人によって良くも悪くもなる。

屋根や外壁には雨漏りや破損は無いか定期的に点検し、傷みやすい個所はこまめにケアを年に数回はチェックが必要になります。

04

インスペクションの業務

“ホームインスペクションを行うには「第三者」を貫く”

ホームインスペクションとは・・・ 第三者としての公平な立場から、また専門家として住宅の劣化状況、欠陥の有無、 改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行う専門業務です。ホームインスペクション(住宅診断)とは、住宅に精通したホームインスペクター(住宅診断士)が、第三者的な専門家の見地から、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見極め、アドバイスを行う専門業務です。

“旧い家の「コンディションを把握」して安心して取引を”

住宅の購入前や、ご自宅の売り出し前にホームインスペクションを行うことで、建物のコンディションを把握し、安心して取引を行うことができます。
居住中のご自宅について調べることもあります。
また、不動産仲介業者が物件の状況を消費者に明らかにするために利用するケースも増えています。

“インスペクションは「目視非破壊手法」”

目視非破壊手法で、屋根・外壁・室内・小屋裏・床下などの劣化状態を診断するのが基本です。機材を使用する詳細診断もあります。ホームインスペクターは住宅の「かかりつけのお医者さん」といえます。米国では、州によって異なりますが、住宅取引全体の7割~9割でホームインスペクションが行われ、すでに常識となっています。日本でも近年、急速に普及しはじめています。

“インスペクションでは「診断内容の報告」であり「個人的な意見、断定的なアドバイスは行えません」”

この建物はまだ「使える建物」なのか、どんな補修工事をすればどんな「住まい方」ができるのか・・・。
クライアント様の周りに信頼できる専門情報を提供してくれる人が存在しなければ、そのクライアント様は購入をためらってしまうでしょう。
これが長かった「新築一辺倒」時代の弊害です。新築に特化することで、「建物は経年劣化する」という厳然とした事実に目を背け続けてきたのです。

中古住宅の流通が盛んな海外では、住宅売買の前段階において、建物を専門的に見る職業が存在します。
アメリカでは「Home Inspector」、イギリスでは「Building Surveyor」と呼ばれています。
住宅の購入前や、ご自宅の売り出し前にホームインスペクションを行うことで、建物のコンディションを把握し、安心して取引を行うことができます。
居住中のご自宅についても調査することは可能です。

「ホームインスペクター(住宅診断士)」

アメリカなどの中古流通の盛んな国で、住宅売買の前段階において建物を専門的に見る職業が存在します。
それがホームインスペクターという職業です。

あくまでも、健康診断レベルですが、消費者が主に中古住宅を売買する前に、目視で住宅のコンディションを把握して報告するという業務です。
公平に第三者としての立場を堅持して、住宅のストック価値観を定着させ、その建物を見極め、中古住宅の流通の活性化、住宅の長寿命化に貢献していくことができます。

ホームインスペクションは「一次診断」に相当します。
外壁や基礎に不具合の兆候は見られないか、室内に雨漏りの形跡はないかなどを目視で確認し、建物のコンディションを診断依頼者に説明します。
また、ホームインスペクション(一次診断)で分からない項目で懸念があるものは、二次診断の可能性を診断依頼者に説明します。

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“日本の住宅は「寿命が短い」ではなく「中古住宅の流通が活発ではない」という事実”

完成してから22年以上たった木造住宅は固定資産税の算定において減価償却が終わっており、税法上では資産とみなされないのが、今の日本の現状です。

写真のような素敵に年月を積み重ねたお家を雑貨店舗にしている素敵なお店。
このような素敵な雰囲気を出すお家の価値を正しく評価ができる物差しが無い不動産の価値から正しく変えることができないか・・・。

正しくその建物の価値を見極める。劣化を診断するとともに、劣化を防ぐ手段についても伝えていくことができる。住宅の価値を判断する為の情報を提示することができる。これからホームインスペクター(住宅診断士)は素敵な職業になると僕は信じています。