白のリフォーム(修繕)

修繕技術・交換技術の追究

日本の美意識で故もの生かす
手を加え直し使い続ける世界観
使い続ける文化も残るように
不完全な美・枯れた美の風情

「白のリフォーム(修繕)」

必要出費はせめて
「あなたにとって価値があり、長持ちするもの」を

「10年保証」とは何か？保険で責任を取るのか、何かあれば施工した下請け業者に責任を取らせることか。
否、長持ちさせる施工の知識と技術があることが本質ではないか。
それには時間も必要。実際に不具合を起こさない実績はあるのか。
不良、劣化事例も熟知しているのか。不具合への対処法、アイデアを複数持っているか。
それこそが、本質ではないのか。

月と雨建築舎では専門業者だけに頼らず、建築士の知識に加え、家の構造・現場を熟知した設計工務店として設計監理・現場管理を行います。家全体の品質劣化・雨漏り・漏水などの瑕疵を防ぎます。

リノベ現場技術の教科書や参考書は未だ少なく、既存建物の状態により方法も様々。アイデア・知識は無数に必要になります。

知識が少ないとできる範囲も少なくリノベの世界も先細りになることが心配されます。どの会社も現場での悩み、試行錯誤は毎回あると思います。

現場の経験をストックすることで現場で働く者の意見交換や若い技術者の育成にも繋がると思い、木造リノベ研究室として場を立ち上げリノベの悩み、試行錯誤の共有、願わくば地元技術の発展にも貢献できればと考えています。

Contents

エコキュート交換

既存施工の調査

既存不具合には「配管・パッキン系の劣化」「センサー系の劣化」「基盤系の故障」など症状により対応が異なります。部材もメーカー保存責任期間は10年。その後全国各地に出回った在庫の争奪戦。

お湯が作られない、温度が上がらないなどはセンサー系。こちらは使用感で異常に気付けます。合わせて10年目以降は時々エコキュートの足元からの水漏れが無いか注意しておくと異常の早期発見につながります。

施工の配管には注意しておかないといけません。給水給湯配管がそのまま使われており、皮膜はあっても保温されていないケースもあります。これは冬季の凍結と配管劣化破損につながります。見積金額では分からない項目です。正しい知識と各メーカーの推奨材の把握は大切です。10年保証を登録しても施工不具合はメーカー保証対象外です。

雑談ですが、周辺環境でのトラブル事例を知っておくと対策できることがあります。凍結しやすさは想像できるのですが、故障事例では少しの隙間から「ヤモリが侵入して巣を作る」ことがあります。新築設置時1年以内にヘビが基盤に侵入してショート、基盤が壊れるという事例もあったそうです。この場合予期せぬことで保証対象外。設置後1年以内であっても基盤の取替はメーカー保証対象外、施工業者の保証対象外になるそうです。ある程度の隙間対策を施しておくと少しは効果があると思います。

緊急事態の時はスピード重視ですが、それ以外では月と雨建築舎として信頼できる各職人各業者に相見積を取ります。既存の状況にもよりますが、皆得意不得意があるものです。金額と施工内容、知識を踏まえて選別、クライアント様には１案もしくは２案程度で提出させて頂きます。

施工も業者任せではなく、建築士の知識に加え、家の構造・現場を熟知した設計工務店として現場管理する体制を確保しておくことで、家全体の品質劣化・雨漏り・漏水などの瑕疵を防ぎます。

ガス給湯器交換・ガス工事

ガス業界は古い体制が残っているようで、競争が起こりにくい業界だと認識しています。モラルがあり信頼できるガス業者との協力体制がコストに大きく影響します。やはり、業者に直接発注して業者任せではなく、建築士の知識に加え、家の構造・現場を熟知した設計工務店として現場管理する体制を確保しておくことで、家全体の品質劣化・雨漏り・漏水などの瑕疵を防ぎます。