黙って、やったことも言わない仕事

寂リノベ

今日現場で貰った言葉は一生僕の胸に刻んでおかないといけないのです。
忘れてはいけない大工さんからのひとことでした。

「社長(僕のこと)がおる時にやったらそこまでやらなくていいって止められるから社長がいない時にやってしまおうと思うて。」


昨日から造作建具枠の下地が1ミリ倒れていたので対策を施したが直っていなかったようなのです。
そこがどうしても気になるから僕がいない間に密かに調整しようとしてくれているところに僕が帰ってきてしまいました。
(普段はここまでしない。僕の現場だから。らしいのです。。。)

寂リノベ


残りものリノベは既製品を使わないのではなく、残りものを生かす為に既製品が合わないのです。
だから加工図を引いて指示する僕が全責任を負うように段取りしているのですが、この人にはかないません。師匠の心意気で施してくれていることは止めないようにしておこうと思いました。


残りものリノベには「始末と才覚」が必要だと思っております。師匠とまだまだ一緒に仕事していきたいなと本人には背をむけてじっと堪えていました。

残りものリノベの現場では空間が変わる瞬間に何回か身震いするほどの感動を味合う時があります。今日がその一日目でした。

小さな修繕からフルリノベーションまで

住まいの哀しみをおかしみに,
humorと施工保証の建築舎

月と雨建築舎
Concept: [故い]を付加価値に -住まいを負債から資産に-
Mission: 意に添うrenovation -哀しみの中のneedsをおかしみに-
・日本の美意識で故もの生かす「白のリノベ」 
・雨漏り漏水調査.屋根葺替え.外壁塗装.エコキュート取替工事等、建築家の感性と現場管理の経験と知恵を応用する「白のリフォーム(修繕)」

広島県内 住まいのことは月と雨建築舎へご相談ください。建築家の感性と学識に加え、家の構造・現場を熟知した設計工務店として設計監理・現場管理を行います。家全体の品質劣化・雨漏り・漏水などの瑕疵を防ぎます。

寂リノベ

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