クラック補修・塗膜剥離補修(外壁塗装)

クラック補修材AD

外壁塗装を検討されるキッカケは様々。お客様のニーズはお客様の人生設計と並走しています。

この度のクライアント様は「資金体力があるうちに将来を見据えて今修繕しておきたい」そのようなニーズからだと把握しています。お家は築14年。

そうなれば優先順位は「見た目」以上に「耐久性」を重視する判断をお客様と選んでいきます。

気になるのはクラック

今までの経験上(漏水テストなどを行い)クラックからの浸水はお客様が心配されるほど無いものです。

この度もクラック補修量は多くても塗膜に影響していたのは2箇所

塗膜剥離

塗膜の浮き補修方法も外壁塗装の仕上げ方により変えます。

この度の仕上げは既存のスタッコ左官塗りの表情を変化させず仕上げる為、浮きの塗膜を撤去せず「注入方式」で補修しました。

そして、クラック補修方法。

クラックはその原因となる「動き」その構造そのものから改修できるようなら一番確実に対処できます。

しかし、現実そこまでして直すコストをかけて正しいのか、判断は難しいのですが私はお家の計画、ライフプランによると考えています。

この度は「表面から外壁材の患部にかけての強化」しました。

外壁を完全破壊して根本からの改修ではなく、外壁のクラック周囲の傷んでいる状態を調査して「外壁基材のクラック補強」を施して行きます。

今回も使用するのは「クラック補修材AD」

クラック補修材AD
アクリルエマルション系弾性パテ。
超高強度繊維で補強します。
シーリング材でないので基材との吸い込みの違いが無く補修跡が出にくい。

という特徴がある材です。

今回は「最低10年はクラックを起こさないように施工したい」が基本にあるので

「補修跡が出にくい」ということよりも「クラック強度の強化」を意識して補修しました。

外壁基材で悪いところは固定補強を行いクラック補修も強めに補修して行きます

左の写真がクラック補修の1回目の状態です。

下地施工はベストを尽くし、完了後は定期点検で確認していきたいと思います。

小さな修繕からフルリノベーションまで

住まいの哀しみをおかしみに,
humorと施工保証の建築舎

月と雨建築舎
Concept: [故い]を付加価値に -住まいを負債から資産に-
Mission: 意に添うrenovation -哀しみの中のneedsをおかしみに-
・日本の美意識で故もの生かす「白のリノベ」 
・雨漏り漏水調査.屋根葺替え.外壁塗装.エコキュート取替工事等、建築家の感性と現場管理の経験と知恵を応用する「白のリフォーム(修繕)」

広島県内 住まいのことは月と雨建築舎へご相談ください。建築家の感性と学識に加え、家の構造・現場を熟知した設計工務店として設計監理・現場管理を行います。家全体の品質劣化・雨漏り・漏水などの瑕疵を防ぎます。

クラック補修材AD

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアして下さい
Contents