階段下収納は、どの家にもあるわけではありませんが、
「奥が使いにくい」
「物を積み重ねるだけになっている」
「何が入っているか分からない」
そんな悩みはとても多い収納です。
だからといって、大掛かりな収納家具を造れば解決するとは限りません。
大切なのは、
その家族が何を収納するのか。
どう取り出すのか。
そこから逆算して考えることです。
今回は、階段下収納をリフォームするときの判断基準を、建築士の視点で紹介します。
今回の判断基準
収納量ではなく、「取り出しやすさ」が改善できるならリフォームをおすすめします。
階段下収納は、奥行きが深く高さも変化する特殊な空間です。
そのため、
収納量を増やすことより
取り出しやすくすることの方が、
毎日の暮らしは大きく変わります。
おすすめするケース
✓ 奥の物が取り出せない
✓ 掃除用品や日用品をまとめたい
✓ 家族全員が使う収納にしたい
✓ 棚の高さを自由に変えたい
✓ 新しく収納家具を買うよりコストを抑えたい
おすすめしないケース
反対に、
こんな場合はリフォームより収納方法を見直した方が良いこともあります。
- 収納する物が決まっていない
- 物が多すぎる
- 階段下以外に使っていない収納がある
- 将来用途が変わる可能性が高い
収納は、
「棚があるから片付く」
ではなく、
「収納する物が決まっているから片付く」
という順番が大切です。
判断するときの注意点
階段下収納は、
見えない壁の中に
- 柱
- 筋交い
- 電気配線
- 給排水管
などがある場合があります。
そのため、
棚を取り付けるだけでも、
一度壁を開けて構造を確認した方が、安全で長持ちする収納になるケースがあります。
頑張らないでも綺麗に整理できること
収納リノベは収納力向上と継続して室内を美しく保てることが重要だと思います。
予算的には今ある収納スペースを有効的に空間活用するアイデアが一番コストを抑えられます。
少し奥行きのある収納場合、廊下幅のスペースでもウォークインクローゼット形態にできるということがポイントになります。

リフォーム概要
工事内容は奥と1側面のL字2面の壁ボードを一度解体。
目的は下地(構造材のサイズと位置確認)の確認と壁面の補強を兼ねた合板に張替。
そして、残りの壁・天井の既存クロスごとホワイト塗装で仕上げる計画。
後は構造材を軸に棚柱の取付。
棚柱は南海プライウッドのアルミ棚柱。
金物はホワイト塗装の棚柱と棚受けを選択。
(画像内表示価格は2023年2月時点の税別価格です)

施工風景








竣工

まとめ
収納リフォームは、収納量を増やす工事ではありません。
家族が「片付けよう」と頑張らなくても、自然と片付く仕組みをつくることです。
階段下収納は、少しの工夫で毎日の動作が変わり、暮らしのストレスを減らせる場所でもあります。
月と雨建築舎では、「壊せば便利になる」という考え方ではなく、今ある空間を活かしながら、予算・暮らし方・将来の使い方まで整理した上で判断基準をお伝えしています。「何を残し、何を変えるか」が分かると、後悔の少ないリフォームにつながります。
「うちの階段下収納も使いやすくなる?」そう思われたら
「うちの階段下収納も使いやすくなる?」
そう感じたら、まずは写真をLINEで送ってください。
建築士が、
- 壊さず改善できるか
- 棚だけで十分か
- 壁を開けた方が良いか
- 他の収納を見直した方が良いか
まで含めて、住まい全体のバランスから判断基準をお伝えします。
「タップして、写真を送るだけ。」
リフォーム・リノベの最初の相談先として、
“判断 と 試行” の約束。
月と雨建築舎の強みは 「できない」と決めつけず、 まず試してみる試行力です。 お客様が後悔しないよう、 残す・変える・比べるを一緒に整理し、 「比較検討」できる環境を整えます。
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- 水栓交換
など。
「こんな小さなこと頼んでいいのかな?」で、大丈夫です。
大きなリフォームだけが住まいづくりではありません。
小さな困りごとが解決すると、暮らしには少し余白が生まれます。
月と雨建築舎は、そんな住まいの小さな相談窓口です。
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