故い木造アパートの浴室ドアおよび、その周辺の床の改修です。浴室出入り口の脱衣床はフワフワしてきています。一部は体重をかけると踏み抜きそうです。

部分的に直すことは意味ないですか?

根本から直さないとだめですよね?

これを直そうと思ったら、リフォーム代は高額になりますよね?
「この部分だけを直したい」と単純に問い合わせると、どんな言葉が返ってくるかお客様は分かっておられ、想定されています。そして、その想定は正しく間違ってはいません。
だけど、クライアント様がそれを承知の上で「この部分だけを直したい」と月と雨建築舎に依頼される言葉には、他にある大切なニーズが含まれているものです。
なぜ?
「故い家」だからです。
1つは、この建物を後何年使うか。オーナー様はそのことを具体的ではないにしても計算されています。
2つ目は、オーナー様が考えられている費用対効果です。
建築屋としては根本的に直さないとダメなことは理解した上で、このオーナー様のニーズも理解できます。
部分的改修が「無駄なコスト」にならないように、直して使う。
次に同じ部位を壊さず修繕できるように工夫して「積み上げる修繕」を行う。このような技術も大切なのではないかと思います。
小さな修繕からフルリノベーションまで
住まいの哀しみをおかしみに,
humorと施工保証の建築舎
月と雨建築舎
Concept: [故い]を付加価値に,意に添うrenovation.
Mission: 経年価値とあなたにとっての価値の最大化.
・日本の美意識で故もの生かす「白のリノベ」 ・雨漏り漏水調査.屋根葺替え.外壁塗装.エコキュート取替工事等、建築家の感性と現場管理の経験と知恵を応用する「白のリフォーム(修繕)」
広島県内 住まいのことは月と雨建築舎へご相談ください。建築家の感性と学識に加え、家の構造・現場を熟知した設計工務店として設計監理・現場管理を行います。家全体の品質劣化・雨漏り・漏水などの瑕疵を防ぎます。