(概念)美を忘れたDIY・リノベ

寂リノベ

「美を忘れたリノベ、DIY」という今回は悪い例。

限られた予算の中で最大限のものをつくる。その時のインスピレーションでDIY。今あるもので。その時手に入ったもので。流行りのアイデアで。その勢いで作っても身内では満足いくものができると思います。

でも。

行き過ぎるとそこには「花鳥風月」がないのです。

「美への投資」という価値のお話が抜けていました。

限りある予算で、予算を守って・・・。それはもちろん大切です。ですが、せっかく少しでもお金をかけるなら・・・お金の使い方としても大切なことがあります。

美意識は育つということ。美しいものを使う。見る。触れる。五感で感じる無意識の感性は大切です。

逆にそこを疎かにすると悪影響も出ます。

人はその物を使うことによってつくった人の美意識を自分の中に取り込んでいきます。

無意識のうちに。触れることはとても重要なのです。

見て、触れて、体験して、美意識は育てることができます。しかし、逆もあります。

だからつくり手の美意識が重要なのです。

そして、ちょっと無理してでもコストをかける細部。

そういうところへは「美への投資」と考えられるかどうか。

世の中に暗い話が蔓延している今だからこそ。

予算のかけ方が大切になると思うのです。

削減した部分に10年後、20年後の将来における大切な「ビジョン」が含まれていないでしょうか。

あの時削減したことで「貧しくなってしまった」と後悔しないように

「常に美を上位概念として、使うものに責任を持つ」

「常に美を大切に無駄がないこと、全体のバランス感覚を見極めること」

そのような美意識が「無駄なこと」にならないように

自分達がしっかり「価値」を提案できないといけないと思うのです。

頑張った先に幸せを探していたあなたが
今日の中に幸せを見出す人になる。

今を変える努力の先に幸せがあると信じ
流行りの情報や物に振り回される消費文化に
少し疲れてしまった。

そんな '満たされない'モヤモヤへの処方箋。

あなたの[ほんとうのさいわい]は、
あなたの身近な日常の中にある。

あなたが
日々の小さなことに
”幸いを見出す視点”を育む

そのきっかけに
[今ある物に価値を見出し使い続ける]
この小さなリノベがなれたなら。
”幸いを見出す視点”
Art de Vivre

物語のあるミニマリズム
[故い]を付加価値に
あなたが日常の幸いを嗜む為の
4つのリノベ的試行.


日常のささやかな贅沢を嗜む
「新しい光が入る古い窓辺でのコーヒー」
「残して直した古いカウンターでの朝食」
「磨き直した古い家具に一輪の花」
小さな工夫で今ここの幸いを味わう.
安価でも雰囲気のある素材を選び,
[あなたの心を穏やかに保つ習慣]を創る.
だから
古いからこその贅沢と幸福がある.


直すからこそ得られる安心感
「壊れても直せる」と思えると,
古ものにあなたらしさの価値を見出し,
消費スタイルをシンプルにできる.
愛せる物をあなたらしく選ぶ.
だから
大切に永く使い続ける幸福がある.


あなたらしく,生きやすくなる
物を「減らす」より「選ぶ」
見る人の目を愉しませる為に,
あなたらしく「装う」こと.
比べず,心穏やかに自分を深く知る.
だから
[今ここ]に集中できる幸福がある.


あなた自身が関わるから,心が軽い
シンプルに片付いた部屋ではなく
「ここには私の物語がある」と納得すると
余計な比較や不安から解放される.
失敗もクスッと笑えるユーモアになる.
だから
物が少なくても満たされる幸福がある.



今あるものに価値を見出し使い続けること.
それは大切なことに集中して
あなたらしく生きやすくするための手段
.
今ここに集中できるようになり,
あなたの心を穏やかに保つ.
あなたの奥行きある魅力が内から滲む.

目的は幸福感の向上.
日本の美意識で故もの生かす「白のリノベ」 
・経年価値とあなたにとっての価値の最大化「白のDIY」
・雨漏り漏水調査.屋根葺替え.外壁塗装.エコキュート取替工事等、リノベ屋の感性と現場管理の経験と知恵を応用する「白のリフォーム(修繕)」

広島県内 住まいのことは月と雨建築舎へご相談ください。建築家の感性と学識に加え、家の構造・現場を熟知した設計工務店として設計監理・現場管理を行います。家全体の品質劣化・雨漏り・漏水などの瑕疵を防ぎます。

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