住みながらリノベで「予算と希望が合わない」時に知っておきたいこと(契約・着工前)

寂リノベ

「住みながら」

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「部分リノベ」

今ある物・故もの・残りものにも、
価値を見出し、直し誂る
すでに予算は決まっていて、
何度も計画を練り直しているのに、
どうしても希望の改修基準に届かない。

そんな状況ではありませんか?
Contents

この不安に気づいたあなたへ

  • 予算は決めている
  • でも、望む改修基準を満たそうとすると合わない
  • どんな施工計画を選択しても予算オーバーになる

「これは珍しいことではありません」

この不安は、「お金が足りない不安」ではありません。

ちゃんとした選択ができなるなる不安」です。

お客様の心理として「表に出ている不安」

基準を下げる=失敗」だと思っている

  • 当初イメージした改修
  • 理想の完成形
  • ネットや事例で見た“普通レベル”

これが「最低限のライン」になってしまっている。

これは当然です。

「妥協した」と後で思いたくない

  • 家は長く使うもの、生活は続く
  • 何度もできない
  • ここで決め切らないと後悔するかも

だから本当は、

「もっと良くしたい!でも現実もわかっている」

この板挟みが一番辛い。

「自分がワガママなんじゃないか」という罪悪感

  • 担当者に無理言ってないかな
  • 担当者を困らせてないかな
  • 予算決めたのは自分だし・・・・

「望むこと」自体にブレーキがかかる。

この状態で決断してしまうと、あとで後悔しやすい。

「その奥にある本音」

「どこを下げていいのか分からない恐怖」

お客様は

  • 全体像は分からない
  • 影響範囲も分からない
  • 優先順位の付け方も知らない
  • 自分の望まない方向に誘導されているのではないかという不安

だから、

「ここを削ったら、何か致命的なことが起こるのでは?」

という漠然とした恐怖を抱えている。

住みながらをイメージするとより苦しくなる

  • やり直しが難しそう
  • 生活しながら現場が目に見えているから、心理的によりキツそう

だから、

「今ここで間違えたら、ずっとモヤモヤしながら暮らすのでは?」

という不安が膨らむ。

この不安は「お金」の問題じゃない

  • 表向きは「予算」
  • 深層にあるのは「選択への不安」

具体的には

  • 中途半端にしたくない
  • 妥協したと思いたくない
  • 後悔したくない

ちゃんと考えたい人ほど、ここで立ちどまる。

お客様が本当は求めていること

この状況のお客様は

  • 安くしたいわけじゃない
  • 贅沢したい訳でもない

ただ、

「今の予算で、後悔しない選択ができている」と感じたい

それだけだと思います。

「基準を下げる」か「予算を上げる」しかない、と思っていませんか?

多くの人が二択で考えてしまう

「理想を下げる」か「予算を上げる」か。

でも実は第三の考え方がある

基準を「下げる」のではなく「分解する」

「基準を部分で分解して、今と将来を分ける」ことはできないか?

月と雨建築舎が大切にしている考え方

基準を「下げる」のではなく「分解する」

  • 改修の基準は一枚岩ではない
  • 安全・性能・使い勝手・見た目・将来性

具体的に

  • 今やるべきところ
  • 後でもできるところ
  • 手を入れなくても困らないところ

「全部を一度にやらなくていい」

部分リノベなら可能性はある。

それでも予算が合わない時に、考えてほしいこと

  • 一度立ち止まるのは失敗ではない
  • 計画を練り直すのも立派な選択
  • 「納得して進める」ことの方が大切

急がされないことが「住みながらリノベ」の前提

  • 現場でお客様が悩まれている不安を見続けてきたから
  • 予算と希望、どちらも大事にしたいから
  • 予算と希望、どちらかを否定することはできないから

「一度立ち止まる」選択をするのも大切。

(まとめ)予算が合わない=計画が間違っている、ではない

迷っているのは、家も生活も大切にしたいと思っている証拠です。

住みながらリノベは、「全部決め切る」計画ではないですが、

「納得しながら進める」のが大前提の計画です。

今の迷いも、その一部だと考えてみてください。

まとめ

  • 「予算オーバーはよくあること」むしろ、ほぼ全案件と言ってもいい。
  • 「予算」か「理想・希望」どちらかが悪い話ではない。
  • 「分けて考える」「段階を切る」可能性を検討してみる。
  • 「一度立ち止まる」選択をするのも大切。

あとは

「どうやって比べて、整理していけばいいのか?」
次の記事で一緒に考えてみましょう。

同じように「住みながらリノベ」で不安になりやすいポイントを、
ひとつずつ整理しています。

よろしければ、こちらもご覧ください。

直し誂る「住みながらリノベ」の 月と雨建築舎

施工管理技術で直し誂る、「住みながらリノベ」の月と雨建築舎

住宅の悩み相談を引き受け続けた現場監督が企画した「部分リノベ特化」の改修舎

HMのように既製品から考えることはしない。
デザイン工務店ほと素材や納まりに拘り過ぎない。
丁度いい塩梅のものづくり。
職人でもなく、住宅の悩み相談、メンテも受け続けた現場監督が企画した施工デザイン・施工計画。
HM現場管理よりちょっとだけ手間と時間をかけたものづくり重視。

工事中の生活への影響少ない「施工計画」

築年数の古い住宅特有の見えないトラブルを事前に予測・発見し適切な対処を織り込む「長期視点のリスク管理」

無駄な工事は行わず、本当に効果のある部分に予算を集中させる「提案力」

職人作業の無駄を事前に省き効率化させることで工事中の追加費用の発生要因を抑え、コスパ良く見せ所も確保する「予算・品質管理」

熟練の職人たちを一つのチームとして統率する「ディレクション能力・指示伝達の技術」

ものづくり品質確保の「安全・工程管理」

あなたの暮らしの不都合に
”幸いを見出す視点”を育む

この「直し誂る」部分リノベをきっかけに
[今ある状況に価値を見出し続ける]
日本の美意識で故もの生かす「部分リノベ」 
・経年価値とあなたにとっての価値の最大化「部分DIY」
・雨漏り漏水調査.屋根葺替え.外壁塗装.エコキュート取替工事等、リノベ屋の感性と現場管理の経験と知恵を応用する「部分リフォーム(修繕)」

広島県内 住まいのことは月と雨建築舎へご相談ください。建築家の感性と学識に加え、家の構造・現場を熟知した設計工務店として設計監理・現場管理を行います。家全体の品質劣化・雨漏り・漏水などの瑕疵を防ぎます。

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