親から実家を受け継いだものの、
- 何から始めればいいの?
- すぐ住まないけど大丈夫?
- 保険や管理はどうすればいい?
そんな不安を抱える方は少なくありません。
実家は「所有しただけ」で終わりではなく、管理を始めることがスタートになります。
今回は建築士の立場から、実家を受け継いだら最初に確認しておきたいポイントを、判断基準として分かりやすく紹介します。
実家を受け継いだら最初に確認したい5つのこと
① 火災保険に加入しているか
保険証券が残っているか。
名義変更が必要か。
空き家でも補償されるのか。
まずはここを確認します。
② 雨漏りや漏水がないか
人が住まなくなると、
小さな雨漏り
配管の漏水
シロアリ
などは気付きにくくなります。
まず一度、建物全体を確認しましょう。
③ 電気・水道はどう管理するか
ブレーカー
給水
止水栓
凍結
設備を停止するのか、維持するのか。
今後の使い方によって判断が変わります。
④ 草木や近隣への影響
空き家になると、
草木
落ち葉
郵便物
外壁の傷み
など、近隣へ迷惑が掛かるケースもあります。
定期的な見回りが安心です。
⑤ 今後どう活用するか
住む
貸す
売る
しばらく空き家
この方向性によって、
保険も、
修繕も、
管理方法も変わります。
最初から決められなくても大丈夫ですが、大まかな方向性だけでも考えておくと判断しやすくなります。
おすすめする理由
実家を受け継いだ直後は、不安から「とりあえず修理」「とりあえず片付け」と動いてしまいがちです。
しかし、建物の状態や今後の使い方を確認してから進めることで、不要な出費を防ぎ、優先順位を整理できます。
おすすめできないケース
すぐに売却が決まっている場合は、大きな修繕を急ぐ必要はありません。
また、建物の状況が分からないままリフォームを進めると、後から雨漏りや構造の問題が見つかることもあります。
まずは現状を把握することが大切です。
判断するときの注意点
「誰かが見てくれるだろう」と思っていると、空き家は思った以上に早く傷みます。
特に台風や豪雨のあと、数か月放置しただけで被害が大きくなることもあります。
受け継いだ実家に住まない場合、気づかぬうちに実家地区が自然災害に合い、その建物、その敷地がご近所に迷惑かけていることがあるかもしれません。
受け継いだら、まずは一度建物の状態を確認する習慣をつくることをおすすめします。
今回の判断基準
- 火災保険の加入状況を確認する
- 雨漏りや漏水など建物の傷みを確認する
- 電気・水道などライフラインの管理方法を決める
- 草木や近隣への影響を確認する
- 「住む・貸す・売る・空き家」の方向性を考える
実家を受け継いだときは、すぐにリフォームや売却を考える前に、「今の状態」と「これからどうしたいか」を整理することが大切です。この5つを確認しておくことで、その後の判断がしやすくなります。
まとめ
実家を受け継ぐことは、建物を所有するだけでなく、管理を引き継ぐことでもあります。
最初に確認するポイントを押さえておけば、慌てて修繕したり、必要のない費用をかけたりすることを防げます。
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月と雨建築舎では、住み続けるか、売却するか、修繕するか迷っている段階からご相談いただけます。
まずは建物の状態を一緒に確認し、これからの暮らしに合った判断を考えていきましょう。
END
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