
残りものリノベの基本作業は「清掃」と「直して使う」こと。今回は「直して使う」お話。
リノベーションの現場というのは材料を切ったり、叩いたり、組み合わせたりする音が響いているイメージを想像していたり、色を塗ってイメージチェンジさせることがリノベの醍醐味のようにも捕らえられているのだけれども・・・・
月と雨の残りものリノベは
地味な作業
「まずは旧い家を綺麗にすること」
が基本。

普通の不動産屋さんとか住宅を改修される会社さんなどは家財などは綺麗に処分されていることを望まれるのですが、
できたら、前の住人の方の「旧い家具」や道具なども残っている方が嬉しい。
普通は
「古い」「壊れて使えない」「汚い」
と表現されるものだけど
月と雨の残りものリノベでは
「今では見られない旧く素敵な素材」「直せば使える」「磨けば蘇る」
に、なる。
大切なことは「住む人がそれを好むかどうか」と
「手間をかける」ことができるかどうか。

一緒に手間をかけて頂けたら

お金をかけ過ぎず、昔の素材のままで、ストレスなくきちんと使える素敵なインテリア要素が誕生する。
廃屋のような納屋や空家に眠っていた素材も手をかけて
「清掃」・「直し」
をしてあげることができれば
お金をかけた真新しい新築よりも日常を豊かにしてくれる「非日常」が誕生する。

残りものリノベの世界観は
「清掃」・「直して使う」から物語がスタートします。
この地味な作業が残りものリノベの基本です。
これを面白がって頂ける方のお手伝いは積極的にさせて頂いています。
頑張った先に幸せを探していたあなたが、
今日の中に幸せを見出す人になる。
今を変える努力の先に幸せがあると信じ
流れてくる情報や物を探し続けた。
気づけばこの消費文化に少し疲れていた。
そんな '満たされない'モヤモヤへの処方箋。
あなたの[ほんとうのさいわい]は、
あなたの身近な日常の中にある。
あなたが
日々の小さなことに
”幸いを見出す視点”を育む
そのきっかけに
[今ある物に価値を見出し使い続ける]
この小さなリノベがなれたなら。
”幸いを見出す視点”
「Art de Vivre」
と
「物語のあるミニマリズム」
[故い]を付加価値に
あなたが日常の幸いを嗜む為の
4つのリノベ的試行.
①日常のささやかな贅沢を嗜む
「新しい光が入る古い窓辺でのコーヒー」
「残して直した古いカウンターでの朝食」
「磨き直した古い家具に一輪の花」
小さな工夫で今ここの幸いを味わう.
安価でも雰囲気のある素材を選び,
[あなたの心を穏やかに保つ習慣]を創る.
だから
古いからこその贅沢と幸福がある.
②直すからこそ得られる安心感
「壊れても直せる」と思えると,
古ものにあなたらしさの価値を見出し,
消費スタイルをシンプルにできる.
そのあなたのスタイルが心を満たす.
だから
大切に永く使い続ける幸福がある.
③あなたらしく,生きやすくなる
物を「減らす」より「選ぶ」
見る人の目を愉しませる為に,
あなたらしく「装う」こと.
比べず,心穏やかに自分を深く知る.
だから
[今ここ]に集中できる幸福がある.
④あなた自身が関わるから,心が軽い
シンプルに片付いた部屋ではなく
「ここには私の物語がある」と納得すると
余計な比較や不安から解放される.
失敗もクスッと笑えるユーモアになる.
だから
物が少なくても満たされる幸福がある.
今あるものに価値を見出し使い続けること.
それは大切なことに集中して
あなたらしく生きやすくするための手段.
今ここに集中できるようになり,
あなたの心を穏やかに保つ.
あなたの奥行きある魅力が内から滲む.
目的は幸福感の向上.
・日本の美意識で故もの生かす「白のリノベ」
・経年価値とあなたにとっての価値の最大化「白のDIY」
・雨漏り漏水調査.屋根葺替え.外壁塗装.エコキュート取替工事等、リノベ屋の感性と現場管理の経験と知恵を応用する「白のリフォーム(修繕)」
広島県内 住まいのことは月と雨建築舎へご相談ください。建築家の感性と学識に加え、家の構造・現場を熟知した設計工務店として設計監理・現場管理を行います。家全体の品質劣化・雨漏り・漏水などの瑕疵を防ぎます。
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