
人は歳を重ねるごとに色々なことを諦め、見切り、折り合いをつけながら生きていく。
哀しかったことも、苦しかったことも全てを口にしてしまわず胸一つに留めておく。
例えば、言葉を紡ぎ出す前のその少しの「間」には言いおおせないからこそ伝わる情感がある。
例えば、物を取り囲む「間」が、そこには居ない家族の姿を彷彿させる。
そんな「間」が表現する奥ゆかしさを残せるように「おさめがいい」間を取っていく。
月と雨にとって間を取るとは、パズルのように組み合わせるプランニングではなく、空間と空間の構成。その空間と空間の隙間やズレに生じる「たまり」のスペースこそが月と雨が大切にしたい「間」。空間の回遊性を重視しながらも大切になってくるのがこの「間」。
パズルのように組み合わせて考える部屋ではなく行動的空間に生まれるスペースにコーナーとして創り出される意識的空間。
見えるようで見えない、気配は感じる日本的なる意識空間。流れる空間の奥にあることで面積以上の拡がりを持ち合わせ、空間と空間、人と人を繋ぐ役目も担っているような場所が生み出されるように、間を取ることを意識して。
’満たされない’ モヤモヤへの処方箋
「頑張っていつか幸せになる」のではなく,
あなたは
「今日の中に幸せを見つける」
努力の先に幸せがあると信じて少し疲れた...
物や情報や流行りに振り回される消費文化に
少し疲れた...
未来に幸せがあるのか疑問を持ってしまった...
そんな疲れや疑問への処方箋.
あなたの[ほんとうのさいわい]は,
あなたの身近な日常の中にある.
あなたが
日々の小さなことに
”幸いを見出す視点”を育む
そのきっかけに,
今あるものに価値を見出し使い続ける
この小さなリノベがなれたなら.
”幸いを見出す視点”
「Art de Vivre」
と
「物語のあるミニマリズム」
[故い]を付加価値に
あなたが日常の幸いを嗜む為の
リノベ的試行.
①物語があるから,心が軽い
ただ片付いた部屋ではなく
「この家には物語がある」と納得すると
余計な比較や不安から解放される.
だから
モノが少なくても満たされる幸福がある.
②少ないモノで,集中しやすい
モノを「減らす」より「選ぶ」
収納や配置を工夫し,
選び抜いたモノに囲まれる環境,
だから
[今ここ]に集中できる幸福がある.
③日常のささやかな贅沢を嗜む
「新しい光が入る古い窓辺でのコーヒー」
「残して直した古いカウンターでの朝食」
「磨き直した古い家具に一輪の花」
小さな工夫で幸福を味わう.
安価でも雰囲気のある素材を選び,
心地よい動線を創る.
だから
古いからこその贅沢と幸福がある.
④直すからこそ得られる安心感
「壊れても直せる」と思えると,
古いものに価値を見出し
消費スタイルをシンプルにできる.
モノへの不安が減り,
気持ちに余裕が生まれる.
だから
永く安心して暮らせる心の軽さ,幸福がある.
今ここに集中できるようになり,
心が軽くなる.
大切なことに集中して
自分らしく生きやすくするための手段.
目的は幸福感の向上.
・日本の美意識で故もの生かす「白のリノベ」
・経年価値とあなたにとっての価値の最大化「白のDIY」
・雨漏り漏水調査.屋根葺替え.外壁塗装.エコキュート取替工事等、リノベ屋の感性と現場管理の経験と知恵を応用する「白のリフォーム(修繕)」
広島県内 住まいのことは月と雨建築舎へご相談ください。建築家の感性と学識に加え、家の構造・現場を熟知した設計工務店として設計監理・現場管理を行います。家全体の品質劣化・雨漏り・漏水などの瑕疵を防ぎます。
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