(概念)DIYで直して使うことと付喪神のお話

寂リノベ
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レールと戸車を取り換えるだけ

おばあちゃんの家でもう一つのミッション。

おばあちゃんの力で開けにくくなっていた「旧い建具」を使えるようにする。

広島でリノベする際にまだ出会ったことのないガラス。僕にとってはこれもお宝。

原因はレールの劣化と戸車のサビ。

これなら簡単。レールと戸車を取り替えるだけ。

寂リノベ

戸車もステンレス製にしたからまた長持ちしてくれるはず。

付喪神

ちゃんと使えたら捨てられることはない。

壊れたら業者に頼まなくても直して使えるのが旧い建具の良いところ。

「もったいない」という言葉が海外から注目された日本の価値観にも「付喪神」が妖怪という類の物語もある。

百年使い続けたものに魂が宿るとされ、妖の心が宿る前の九十九年目に煤払いと称して処分されたものの恨み。

後一年足らぬというものの恨みの物語。

室町時代には新しい技術が発展してものを新しいものに取り換えるという風習が流行っていたから出た物語とか。

現代と変わらぬ矛盾を感じる。

おばあちゃんは言っていた。

「これくらいの修理は家のものが出来て当たり前だったのに」と。

ものを大切に使い続けるという価値観は素敵だ。

だけど、それでは経済は潤わない。それも分かる。

綺麗事だけど、「物を大切に使い続ける」は大切にしたい。

だから付喪神は物を大切に使い続けた先の「精霊」が宿る話になってほしい。

頑張った先に幸せを探していたあなたが
今日の中に幸せを見出す人になる。

今を変える努力の先に幸せがあると信じ
流行りの情報や物に振り回される消費文化に
少し疲れてしまった。

そんな '満たされない'モヤモヤへの処方箋。

あなたの[ほんとうのさいわい]は、
あなたの身近な日常の中にある。

あなたが
日々の小さなことに
”幸いを見出す視点”を育む

そのきっかけに
[今ある物に価値を見出し使い続ける]
この小さなリノベがなれたなら。
”幸いを見出す視点”
Art de Vivre

物語のあるミニマリズム
[故い]を付加価値に
あなたが日常の幸いを嗜む為の
4つのリノベ的試行.


日常のささやかな贅沢を嗜む
「新しい光が入る古い窓辺でのコーヒー」
「残して直した古いカウンターでの朝食」
「磨き直した古い家具に一輪の花」
小さな工夫で今ここの幸いを味わう.
安価でも雰囲気のある素材を選び,
[あなたの心を穏やかに保つ習慣]を創る.
だから
古いからこその贅沢と幸福がある.


直すからこそ得られる安心感
「壊れても直せる」と思えると,
古ものにあなたらしさの価値を見出し,
消費スタイルをシンプルにできる.
そのあなたのスタイルが心を満たす.
だから
大切に永く使い続ける幸福がある.


あなたらしく,生きやすくなる
物を「減らす」より「選ぶ」
見る人の目を愉しませる為に,
あなたらしく「装う」こと.
比べず,心穏やかに自分を深く知る.
だから
[今ここ]に集中できる幸福がある.


あなた自身が関わるから,心が軽い
シンプルに片付いた部屋ではなく
「ここには私の物語がある」と納得すると
余計な比較や不安から解放される.
失敗もクスッと笑えるユーモアになる.
だから
物が少なくても満たされる幸福がある.



今あるものに価値を見出し使い続けること.
それは大切なことに集中して
あなたらしく生きやすくするための手段
.
今ここに集中できるようになり,
あなたの心を穏やかに保つ.
あなたの奥行きある魅力が内から滲む.

目的は幸福感の向上.
日本の美意識で故もの生かす「白のリノベ」 
・経年価値とあなたにとっての価値の最大化「白のDIY」
・雨漏り漏水調査.屋根葺替え.外壁塗装.エコキュート取替工事等、リノベ屋の感性と現場管理の経験と知恵を応用する「白のリフォーム(修繕)」

広島県内 住まいのことは月と雨建築舎へご相談ください。建築家の感性と学識に加え、家の構造・現場を熟知した設計工務店として設計監理・現場管理を行います。家全体の品質劣化・雨漏り・漏水などの瑕疵を防ぎます。

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