
お問い合わせ頂いて改修した玄関ドアのお話
近年は玄関ドアのリフォームとなるとLIXILではリシェント、YKKではドアリモという商品の1DAYリフォーム(1日で取替)が主流なのですが、月と雨建築舎にお問い合わせ頂くお客様はそこまでも望まれないケースがあります。
故い家の雰囲気はそのまま、もうあまり手はかけない。だから、玄関ドアだけ現代的な見た目で浮いてしまうのが嫌。というご要望なのです。近年の玄関ドアは見た目だけではなく断熱性能も良いことが大切なところなのですが、旧い家にあまり手をかけたくないと望まれる方には合わないのです。
コスト的にはLIXILリシェント玄関ドア3 アルミ仕様手動片袖(欄間無し)この商品で本体代約300,000円(取替・残材処分・諸経費別途)です。昔ながらの玄関ドアLIXILロンカラーフラッシュドアの既存寸法合せ、特寸サイズで本体代45,500円なので予算も大きく変わりました。
性能向上リフォームが叫ばれる現在で、このような案件は業界では賛否両論あると思うのですが、個人的には「故い家の外観」を残していくというのは街の景色を残すことにもなるので好きなのです。もちろんお客様はこの内容でないと満足はされませんでした。完工後もきっちり喜んで頂き、嬉しい感想の言葉を頂きました。
多様性という言葉を使うなら、このような工事も大切にしたいと思うのです。
(価格は2023年3月時点の税別価格になります)
直し誂る「住みながらリノベ」の 月と雨建築舎
月と雨建築舎は、施工管理技術で「直し誂る」
住宅の悩み相談を引き受け続けた現場監督が企画した「部分リノベ特化」の改修舎
「住みながら」
×
「部分リノベ」
今ある物、故もの、残りものにも
価値を見出し、直し誂る。
HMのように既製品から考えることはしない。
デザイン工務店ほと素材や納まりに拘り過ぎない。
丁度いい塩梅のものづくり。
職人でもなく、住宅の悩み相談、メンテも受け続けた現場監督が企画した施工デザイン・施工計画。
HM現場管理よりちょっとだけ手間と時間をかけたものづくり重視。
工事中の生活への影響少ない「施工計画」
築年数の古い住宅特有の見えないトラブルを事前に予測・発見し適切な対処を織り込む「長期視点のリスク管理」
無駄な工事は行わず、本当に効果のある部分に予算を集中させる「提案力」
職人作業の無駄を事前に省き効率化させることで工事中の追加費用の発生要因を抑え、コスパ良く見せ所も確保する「予算・品質管理」
熟練の職人たちを一つのチームとして統率する「ディレクション能力・指示伝達の技術」
ものづくり品質確保の「安全・工程管理」
あなたの暮らしの不都合に
”幸いを見出す視点”を育む
この「直し誂る」部分リノベをきっかけに
[今ある状況に価値を見出し続ける]
・日本の美意識で故もの生かす「部分リノベ」
・経年価値とあなたにとっての価値の最大化「部分DIY」
・雨漏り漏水調査.屋根葺替え.外壁塗装.エコキュート取替工事等、リノベ屋の感性と現場管理の経験と知恵を応用する「部分リフォーム(修繕)」
広島県内 住まいのことは月と雨建築舎へご相談ください。建築家の感性と学識に加え、家の構造・現場を熟知した設計工務店として設計監理・現場管理を行います。家全体の品質劣化・雨漏り・漏水などの瑕疵を防ぎます。
月と雨建築舎LINE公式アカウント(住所・メールアドレス登録不要)


