故い木造アパートの浴室ドアおよび、その周辺の床の改修です。浴室出入り口の脱衣床はフワフワしてきています。一部は体重をかけると踏み抜きそうです。

部分的に直すことは意味ないですか?

根本から直さないとだめですよね?

これを直そうと思ったら、リフォーム代は高額になりますよね?
「この部分だけを直したい」と単純に問い合わせると、どんな言葉が返ってくるかお客様は分かっておられ、想定されています。そして、その想定は正しく間違ってはいません。
だけど、クライアント様がそれを承知の上で「この部分だけを直したい」と月と雨建築舎に依頼される言葉には、他にある大切なニーズが含まれているものです。
なぜ?
「故い家」だからです。
1つは、この建物を後何年使うか。オーナー様はそのことを具体的ではないにしても計算されています。
2つ目は、オーナー様が考えられている費用対効果です。
建築屋としては根本的に直さないとダメなことは理解した上で、このオーナー様のニーズも理解できます。
部分的改修が「無駄なコスト」にならないように、直して使う。
次に同じ部位を壊さず修繕できるように工夫して「積み上げる修繕」を行う。このような技術も大切なのではないかと思います。
’満たされない’ モヤモヤへの処方箋
「頑張っていつか幸せになる」のではなく,
あなたは
「今日の中に幸せを見つける」
努力の先に幸せがあると信じて少し疲れた...
物や情報や流行りに振り回される消費文化に
少し疲れた...
未来に幸せがあるのか疑問を持ってしまった...
そんな疲れや疑問への処方箋.
あなたの[ほんとうのさいわい]は,
あなたの身近な日常の中にある.
あなたが
日々の小さなことに
”幸いを見出す視点”を育む
そのきっかけに,
この小さなリノベがなれたなら.
”幸いを見出す視点”
「物語のあるミニマリズム」
[故い]を付加価値に
あなたが日常の幸いを嗜む為の
リノベ的試行.
①物語があるから,心が軽い
ただ片付いた部屋ではなく
「この家には物語がある」と納得すると
余計な比較や不安から解放される.
だから
モノが少なくても満たされる幸福がある.
②少ないモノで,集中しやすい
モノを「減らす」より「選ぶ」
収納や配置を工夫し,
選び抜いたモノに囲まれる環境,
だから
[今ここ]に集中できる幸福がある.
③日常のささやかな贅沢を嗜む
「新しい光が入る古い窓辺でのコーヒー」
「残して直した古いカウンターでの朝食」
「磨き直した古い家具に一輪の花」
小さな工夫で幸福を味わう.
安価でも雰囲気のある素材を選び,
心地よい動線を創る.
だから
古いからこその贅沢と幸福がある.
④直すからこそ得られる安心感
「壊れても直せる」と思えると,
古いものに価値を見出し
消費スタイルをシンプルにできる.
モノへの不安が減り,
気持ちに余裕が生まれる.
だから
永く安心して暮らせる心の軽さ,幸福がある.
これが
月と雨建築舎の[物語のあるミニマリズム]
今ここに集中できるようになる.
心を軽くできるようになる.
大切なことに集中して
自分らしく生きやすくするための手段.
目的は幸福感の向上.
・日本の美意識で故もの生かす「白のリノベ」
・経年価値とあなたにとっての価値の最大化「白のDIY」
・雨漏り漏水調査.屋根葺替え.外壁塗装.エコキュート取替工事等、リノベ屋の感性と現場管理の経験と知恵を応用する「白のリフォーム(修繕)」
広島県内 住まいのことは月と雨建築舎へご相談ください。建築家の感性と学識に加え、家の構造・現場を熟知した設計工務店として設計監理・現場管理を行います。家全体の品質劣化・雨漏り・漏水などの瑕疵を防ぎます。
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