押入れリフォームの判断基準|全部壊さず、今の暮らしに合う収納へ リノベ的インテリア実例

寂リノベ

「押入れが使いにくい。」

「クローゼットにした方がいいのかな。」

「和室ごと洋室にした方がいい?」

押入れリフォームを考える方から、このような相談をよくいただきます。

ただ、押入れは必ず壊せば使いやすくなるわけではありません。

大切なのは、今の暮らしに合わせて「残すところ」と「変えるところ」を判断することです。

今回は建築士の視点で、押入れリフォームをおすすめするケースと、おすすめしないケースをまとめます。

Contents

今回の判断基準

おすすめするケース

  • 布団収納から衣類収納へ変わった
  • 奥行きが深く物が取り出しにくい
  • 子どもの独立で収納の使い方が変わった
  • 和室をもっと活用したい
  • 毎日の片付けを楽にしたい

おすすめしないケース

  • 布団収納として十分使えている
  • 将来また和室として使う予定
  • 収納量よりも整理方法が原因
  • 湿気や雨漏りなど建物の問題が先

判断するときの注意点

  • 押入れの壁が耐力壁か
  • 天袋を残す方が収納量は増えるか
  • 和室全体を洋室にする必要があるか
  • 湿気対策は必要か
  • 将来の介護や寝室利用も考えるか

和室押入空間をDIYで「綺麗に整った」空間に計画

リノベ前

収納リノベの基本は「頑張らなくても綺麗に整う」状態が維持できること

リノベした後は、綺麗を維持できるように。

気を抜くとグチャグチャ。ではなく

頑張らなくても綺麗を維持できることが最終目標。

収納力を上げること

和室の押入は上部空間が上手く活用できていない「未開の空間」が多い

そこを可動棚で活用する標準的なプラン

だけど下地は?どの家でも造れるの?という心配の声も耳にする。

大丈夫。

どんな故い家でも、マンションでも使えるアイデア

コストを掛けないアイデアあります。

計画案

[節約アイデア]押入リノベ計画ポイント・仕様材料ポイント解説

ポイントは「壊し過ぎず・造込まない・無印,ニトリを活用」

収納イメージ

[計画ポイント]既製商品の利用

基本構造は

棚とパイプをどのように設置するか。

後の細かい収納力は

無印・ニトリ・カインズの収納アイテムを活用する。

部分的に引き出しや扉を作って細かく区切るとコストが上がる。

だから既製品利用が予算の節約になる。

家族の変化で変わる収納物も、組み替えによって変化、対応できる。

無印・ニトリ等既製品利用

[計画ポイント]壊し過ぎないこと

可動棚を活用する時に下地が無いからと壊して作る手間は

コストも時間も勿体ない。

構造用合板を張り付けてしまおう。

使用するのは構造用合板24mm

押入収納リノベ5

[仕様材料ポイント]合板の仕上げは「塗装」にすればコストが抑えられる

大きな化粧集成材は押入には高級品で勿体ない。

だから如何に下地として優秀で、コストが抑えられるかを考えた時に

一番理想となるのが

構造用合板にDIY塗装仕上げ

押入収納リノベ7

[仕様材料ポイント]コストがかかる「棚板」はランバーコアを使用

棚板もコストが膨らむ要因。

沢山ある材料で希望の寸法は少ない。

このような押入の棚板の理想的奥行は[D400(40センチ)]

理由は無印、ニトリで作られている籠、収納アイテムを活用するには40センチが都合がいいから。

奥行40センチの棚板は一枚が高くなるので、少しでも安く多く造れる材料を選択する。

それが「ランバーコア」

シナランバーコア 3×6板(サブロクバン) 
910×1,820(幅91センチ長さ1メートル82センチの板)

1枚の板から幅40センチの棚板を2枚切り出す計画。

押入リノベDIYサポート・施工風景

押入リノベ竣工写真

基本的には襖を閉じて「隠す収納」

開ければ「見せる収納」

目に入った時に自分の心が動く見た目であること

頑張らなくても綺麗が保てる収納であること

まとめ

押入れリフォームは、古い収納を新しくする工事ではありません。

本当に大切なのは、今の暮らしに合わせて「残すもの」と「変えるもの」を判断することです。

布団をしまう暮らしなのか、洋服を掛ける暮らしなのか。
趣味の道具を整理したいのか、将来の介護も考えておきたいのか。

家族構成やライフスタイルが変われば、使いやすい収納の形も変わります。

だからこそ、すべてをクローゼットにすることが正解とは限りません。
押入れを活かすことで費用を抑えながら、毎日の使いやすさが大きく改善するケースもたくさんあります。

月と雨建築舎では、工事ありきではなく、お客様の暮らしをお聞きしながら、「残した方がいい部分」と「変えた方が暮らしやすくなる部分」を一緒に整理しています。

収納をつくることではなく、片付けやすく、気持ちよく暮らせる毎日をつくること。

そのための判断をお手伝いできればと思います。

「うちの押入れはリフォームした方がいい?」

そんな判断に迷われたら、お気軽にLINEでご相談ください。

写真を数枚送っていただければ、

  • このまま活かせそうか
  • クローゼットにした方がいいか
  • 費用を抑える方法はあるか
  • 他に使いやすくなる方法はないか

建築士が写真を見ながら、工事を前提にしない視点でアドバイスいたします。

「まだリフォームすると決めていない」という段階でも大丈夫です。

まずは、ご自宅の収納に合った判断材料として、お気軽にご相談ください。

タップして、写真を送るだけ。」

「どうしよう?」は写真一枚から。

月と雨建築舎の強み
「できない」
と言わない試行力
です。

お客様へは「比較検討」できる環境を。

それが

月と雨の判断再生” の約束。

判断に迷ったら、LINEで写真を送ってください。

気になる場所の写真から、

住宅の悩み相談を引き受け続けた現場監督が試行している判断基準」を提供いたします。

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<写真相談の例>

  • 取手交換
  • 網戸張替
  • 収納棚
  • 水栓交換

など。

「こんな小さなこと頼んでいいのかな?」で、大丈夫です。

大きなリフォームだけが住まいづくりではありません。
小さな困りごとが解決すると、暮らしには少し余白が生まれます。

月と雨建築舎は、そんな住まいの小さな相談窓口です。

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