(概念)無難と挑戦のRenovation

寂リノベ

文字や口では継続して「壊さず、そのまま」を唱えつつも。

最近では「残りものリノベ」のコンセプトへの反響が増えてきて

不特定多数を無意識に意識して「無難」なリノベになってしまっているのではないか

壊しすぎ、間取りを変えすぎ、造り込みすぎではないかと

無難と挑戦の間で葛藤しております。

スタート当初の方が理想のみで具体的類似イメージがなかったので、逆に挑戦的ではなかったか?

間取り優先しすぎてないか?

元の家が残っていないじゃないか。

自分が提案してクライアント様に喜んで頂いた計画で進めているのだからこのままで良いのですが、

要望を優先させるあまり綺麗にしすぎて総額が上がり過ぎていることを悩んでいる自分がいるように思います。

一般的には現行の計画の方が当たり前で良いのですが、昔の方が挑戦的で理想的でその分コストを抑えられていたんじゃないかという葛藤。

でも、この葛藤はこの残りものリノベの理想を追い求める以上、毎回ある気もする。

残りものリノベの理想もあるが、一番は「住まいとしての快適性」と「旧い家の既存性能」というどれも相反するカテゴリーなわけだから

永遠に「正しい」答えは無いと思いつつ、

自分自身に常に考え続けろと問いただしている。ようだ。

一番は永く大切に暮らして頂く為に、心を奪う感動がないといけない。

その為には対話を重ねるしかない。重ねる量と感動は比例していることは間違いない。

だから、今を大切にしてできることにベストを尽くす!

この住まいはもう少しすれば理想とするカタチがくっきり見えてくると思う。

何か掴める手応えを今週は掴んだと思っています。

来週も今できることにベストを尽くす!

暮らしの中の「たいへん」も全て面白がり

内なる世界を堪能し

感受性を磨く日常

日常を大切にしながらも

「あのひとの住まい」としてありふれていないこと。

少しばかりの「非日常や不便さ」

そこにこそ宿る「ゆたかさ」も大切に

ここで暮らす人にとって「意味」のある

自己表現としての住まい・暮らしともなるような

残りものリノベの世界観

直しながら使い続けた先の美が溢れる世界を夢見て

「直してでも使い続けたい」心の宿る場所をつくることに

心を尽くす

寂リノベ
寂リノベ
寂リノベ

その建物を[予算抑えて]活かすなら 

Leftovers Renovationの[月と雨建築舎]

[故い] を [嬉しみ] に

[故い]は付加価値だ
残せば,価値はきっと見つかる.

(お金をかけずに努力する)
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