エコキュート交換のタイミング
15年経過したエコキュート。エラーが続き、部品交換を繰り返し、まだ動いているのだけど冬にお湯が出なくなる経験はもうしたくない。
だから、この際交換をしたい。
そのようなニーズで今回はエコキュートの交換。
せっかくなら少しでも長持ちするものを。壊れにくいものを。凍結の心配がないように。
クライアント様の望まれるエコキュート。
エコキュートのエラー事例から学ぶ施工対策ポイント
新築時より良い施工に致します。
寒さに弱い部位を守る施工
爬虫類系、害虫系の侵入から基盤を守る施工。
どんなエラーが起こるか、少しでも長持ちさせるにはどうすれば良いか。
そして、何より
どのメーカーの緊急対応が良いか。
しっかり学ばせて頂きましたから。
(前日)お客様にブレーカー遮断のお願い
エコキュートが突然壊れて使えなくなる前に交換する場合、
お湯が使えない時間を短くすること、
お風呂に入れない日の無いように計画することができます。
交換日前日、
ご家族全員お風呂、シャワーを使われた後、就寝前に室内の分電盤内にある「エコキュート専用ブレーカー」を遮断して頂きます。(できれば深夜のお湯の沸かしが始まる23時前までに)
電気配線、給水給湯の切り離し、排水

ますは既存エコキュートの電気配線、給水、給湯の切り離し。
その後、貯水されているお湯を排水。
前日ブレーカーを切ってお湯は沸かされていなくても、高温のお湯が保温されているのでそのまま排水すると排水管を痛めます。
そこで排水温度を水と混ぜ流れるお湯温度を下げる工夫。
水と一緒に排水します。



撤去後
新しいエコキュートのアンカー設置。
今回は「サンデン」というメーカーから「コロナ」へのメーカー変更

新規設置の際、爬虫類対策も

電気配線の取り回し、給水、給湯の取り回しを確認して新規エコキュート設置
ここで一つのポイント
コロナのメンテナンス会社の方の話で過去に「配線を通す穴から爬虫類が侵入し、基盤でショートし新品のエコキュートが半年で使えなくなった」という事例があったそうです。このような場合メーカー保証期間内であっても免責事項に該当するため有償対応になるそうです。
そのようなことが考えられるなら
アルミテープで配線部を塞いでおくだけでも違います。

配管と保温




浴室部内部の部材交換


交換完了。施工時間とお湯が使えない時間は。

施工時間
朝8時30分着手
夕方17時30分沸き上げ開始。
お湯・水が使えない時間
おおよそ施工時間と同じ
水も使えない時間帯はその内1時間程度。
昼食の作る時間、お昼時間の前後を避けて一番ご迷惑にならない時間に断水施工を行います。
沸き上げが昼の電気料金になりますが、夜にはお風呂に入れます。
直し誂る「住みながらリノベ」の 月と雨建築舎
施工管理技術で直し誂る、「住みながらリノベ」の月と雨建築舎。
住宅の悩み相談を引き受け続けた現場監督が企画した「部分リノベ特化」の改修舎
HMのように既製品から考えることはしない。
デザイン工務店ほと素材や納まりに拘り過ぎない。
丁度いい塩梅のものづくり。
職人でもなく、住宅の悩み相談、メンテも受け続けた現場監督が企画した施工デザイン・施工計画。
HM現場管理よりちょっとだけ手間と時間をかけたものづくり重視。
工事中の生活への影響少ない「施工計画」
築年数の古い住宅特有の見えないトラブルを事前に予測・発見し適切な対処を織り込む「長期視点のリスク管理」
無駄な工事は行わず、本当に効果のある部分に予算を集中させる「提案力」
職人作業の無駄を事前に省き効率化させることで工事中の追加費用の発生要因を抑え、コスパ良く見せ所も確保する「予算・品質管理」
熟練の職人たちを一つのチームとして統率する「ディレクション能力・指示伝達の技術」
ものづくり品質確保の「安全・工程管理」
あなたの暮らしの不都合に
”幸いを見出す視点”を育む
この「直し誂る」部分リノベをきっかけに
[今ある状況に価値を見出し続ける]
・日本の美意識で故もの生かす「部分リノベ」
・経年価値とあなたにとっての価値の最大化「部分DIY」
・雨漏り漏水調査.屋根葺替え.外壁塗装.エコキュート取替工事等、リノベ屋の感性と現場管理の経験と知恵を応用する「部分リフォーム(修繕)」
広島県内 住まいのことは月と雨建築舎へご相談ください。建築家の感性と学識に加え、家の構造・現場を熟知した設計工務店として設計監理・現場管理を行います。家全体の品質劣化・雨漏り・漏水などの瑕疵を防ぎます。
月と雨建築舎LINE公式アカウント(住所・メールアドレス登録不要)


