品質は創る者の人間性

毎回断熱材のことで悩む。古い建物の一番の問題は「性能」

材料固有の断熱性能に加え必ず「施工」による「性能」も考慮している。

今回は既存の建物の構造と状態を考え、床下に選択したのは羊毛断熱材のウールブレス。

寂リノベ

大工の心のこもった下地が素直に断熱性能と施工品質に向き合う気持ちを維持させてくれる。

寂リノベ

見た目の美しさが施工品質と比例する。

しかし、これでもまだ安心できない。大切なのは性能を発揮する状態を長く維持すること。施工しながらも色々考えた。試した。毎回同じではない。だから、常に新しい挑戦のようなもの。カタログや施工要領だけではわからない部分に気づくのも監理のセンスというよりその姿勢を常に維持しているかどうか。

職人が教えてくれた。

「高い技術を身につけるかどうかは“センス”や“才能”ましてや“器用”とかじゃないよ・・・・」

「・・・・人間性だよ」

こんな話をしてもらうまで何年かかったことか。

リノベはマニュアルだけではできない。毎回同じやり方でもできない。前に成功事例があっても、次では使えないこともある。来週も自分の中でトライアンドエラーは続く。

小さな修繕からフルリノベーションまで

住まいの哀しみをおかしみに,
humorと施工保証の建築舎

月と雨建築舎
Concept: [故い]を付加価値に -住まいを負債から資産に-
Mission: 意に添うrenovation -哀しみの中のneedsをおかしみに-
・日本の美意識で故もの生かす「白のリノベ」 
・雨漏り漏水調査.屋根葺替え.外壁塗装.エコキュート取替工事等、建築家の感性と現場管理の経験と知恵を応用する「白のリフォーム(修繕)」

広島県内 住まいのことは月と雨建築舎へご相談ください。建築家の感性と学識に加え、家の構造・現場を熟知した設計工務店として設計監理・現場管理を行います。家全体の品質劣化・雨漏り・漏水などの瑕疵を防ぎます。

寂リノベ

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