70年代の住居に多い玄関前タイル。

旧い家の代表的な見た目からこちらも嫌われ者となる事が多いように思われます。
だからその特徴を「好き」に変えたいのだと、職人と議論して討論して、バトルして。。。
「いいじゃんこれ」って職人の口から出るのがリノベの醍醐味。



職人とやるからには性能.耐久性も議論してだから10年後が勝負。
塗装職人の常識では「こんなタイルは塗るもんじゃない」という意見。それを何度も議論して、塗装が剥がれない施工を考えました。
大切なのは「下塗り」
どの材料を使い、密着させるかがポイントになります。
今回、下塗りを終えた後の状態を確認して「これならいける!」という感触を得ました。
大切にしたい思いは
新築にはできない質感、この旧い家でしか生まれない雰囲気の良さをお伝えできればと。
「旧い感じ」が嫌だからと壊して処分、廃棄物を増やしてしまうより、せっかくあるこのタイルの質感、雰囲気を生かして「いらない」を「欲しい」に変えることができればと。
