
残りものリノベの基本作業は「清掃」と「直して使う」こと。今回は「直して使う」お話。
リノベーションの現場というのは材料を切ったり、叩いたり、組み合わせたりする音が響いているイメージを想像していたり、色を塗ってイメージチェンジさせることがリノベの醍醐味のようにも捕らえられているのだけれども・・・・
月と雨の残りものリノベは
地味な作業
「まずは旧い家を綺麗にすること」
が基本。

普通の不動産屋さんとか住宅を改修される会社さんなどは家財などは綺麗に処分されていることを望まれるのですが、
できたら、前の住人の方の「旧い家具」や道具なども残っている方が嬉しい。
普通は
「古い」「壊れて使えない」「汚い」
と表現されるものだけど
月と雨の残りものリノベでは
「今では見られない旧く素敵な素材」「直せば使える」「磨けば蘇る」
に、なる。
大切なことは「住む人がそれを好むかどうか」と
「手間をかける」ことができるかどうか。

一緒に手間をかけて頂けたら

お金をかけ過ぎず、昔の素材のままで、ストレスなくきちんと使える素敵なインテリア要素が誕生する。
廃屋のような納屋や空家に眠っていた素材も手をかけて
「清掃」・「直し」
をしてあげることができれば
お金をかけた真新しい新築よりも日常を豊かにしてくれる「非日常」が誕生する。

残りものリノベの世界観は
「清掃」・「直して使う」から物語がスタートします。
この地味な作業が残りものリノベの基本です。
これを面白がって頂ける方のお手伝いは積極的にさせて頂いています。